アスペクト比とは、穴の深さ（Length）を穴の径（Diameter）で割ったときの深さの比率で、穴加工する際の指標の一つ。
「　L/D　」（エルバイディー）と表記されます。

例えば穴深さ16mmで穴の径が4mmなら、
16　÷　4　＝　4　となり、この加工ではL/Dが4だなとわかります。
L/Dが10を越えると深穴加工になり、加工が難しくなってきます。
深穴加工になるとドリルが長くなり、先端の振れがおおきくなるため
切粉の排出や切削条件など様々な点に注意が必要です。

様々なメーカーのカタログでもこの表記を目にしますね。
現在の加工のL/Dを確認したうえで旋削チップの選定をして、弊社は今日も安全第一でお客様に製品をお届けしております！

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