◆溶接方法は3種類あり、

【融接】【圧接】【ろう接】

の3種類がありますが、本日はその1つ【ろう接】についてご紹介します。

◆ろう接の種類
1．硬ろう付（銀ろう付）
　銀の融点962℃　銅の融点　1085℃
　銀が先に溶けるが、銅を溶かすことなく溶接が可能。
　銅と接合のための銀自体にも、電導性、熱伝導性も優れているので、重電業界に幅広く活用されている。

※硬ろう付、軟ろう付のボーダラインは450℃以上か以下で定められている

２．軟ろう付（ハンダ）
　ハンダの融点は250℃　銅の融点1085℃
　融点が低く、作業の利便性、ハンダ後の硬化が早く手軽であるため、さまざまな業界で活用される。
　ハンダ付の上からメッキ処理をすることが可能。

◆補足
　一般火災の温度は発生から約1時間945℃、約2時間1049℃と言われており、ハンダが熱で溶け、熱、電気火災の2次被害を軽減したり、銀、銅、ハンダなど融点の裏付けがされているので、生活の人の近い設備に、適切な材料・加工方法を施せば、安全に生活に不可欠な電気を届けることができます。

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