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切削加工の図面には、寸法公差に加えて位置度や直角度、同軸度、円筒度などの幾何公差が指定されることがあります。幾何公差は、部品の形状や位置関係を管理するための重要な条件です。要求が厳しくなるほど、加工設備の精度だけでなく、工程の組み方やワークの固定方法、加工後の測定まで考える必要があります。
厳しい幾何公差が入った図面を見ると、「この精度で加工できるのか」が最初の判断ポイントになりやすいものです。実際の加工精度には、基準となる面、加工する順序、ワークの固定方法なども関係します。加工と測定を一連の工程として考えることで、図面要求を満たすために必要な条件が整理しやすくなります。
セイワでは、図面の要求を確認したうえで加工工程や治工具を検討しています。位置度や直角度、円筒度などが求められる部品の加工実績があり、三次元測定機を含む検査設備も保有しています。ここでは、幾何公差が指定された部品を切削加工する際に確認したいポイントを紹介します。
【技術・製品概要】
幾何公差は、部品の形状や姿勢、位置などの許容範囲を示すために使われます。寸法が図面の範囲内でも、穴の位置や面の向き、軸の関係などが要求から外れていれば、必要な機能を満たせない場合があります。
切削加工では、指定された幾何公差と基準となる箇所を確認し、加工工程を組み立てます。セイワでは要求精度に応じた加工方法を考え、必要な治工具も含めて工程を検討しています。加工後の確認まで含めた品質管理にも対応しています。
【特長・技術ポイント】
〈位置度は基準と加工位置の関係が重要〉
位置度が指定された部品では、穴や形状が基準に対してどの位置にあるかを管理します。穴径など個々の寸法が合っているだけでは、位置度の要求を満たしているとは限りません。
加工途中でワークを固定し直す部品では、基準の取り方や位置合わせが工程設計のポイントになります。セイワでは加工する方向や順序、固定方法を確認し、図面要求に合わせた工程を検討します。
〈直角度は加工する面や軸の関係を見る〉
直角度は、基準に対する面や軸の向きを管理する幾何公差です。複数の面や穴を持つ部品では、どの面を基準として、どの順序で加工するかが重要になります。
ワークの向きを変える工程では、固定や位置合わせが改めて必要になる場合があります。加工を分けるのか、一つの工程にまとめるのかも検討項目です。図面要求と使用する設備の両面から加工方法を考えます。
〈同軸度や円筒度は加工方法と合わせて考える〉
円筒形状や軸を持つ部品では、同軸度や円筒度などが求められることがあります。完成寸法だけを見るのではなく、形状や軸の関係をどのような工程で作るかという視点が必要です。
セイワではNC旋盤やマシニングセンタなどを保有しています。部品形状と図面要求を確認し、複数の公差が指定されている場合も、それぞれの加工箇所との関係を見ながら工程を組み立てます。
〈クランプと治具が加工精度に関係する〉
高精度な切削加工では、ワークの固定方法も重要です。加工する面や基準となる箇所によって、固定できる位置が変わります。複雑形状や掴み代の少ない部品では、一般的なクランプ方法を使いにくいケースもあります。
セイワでは加工に必要な治工具を検討し、社内製作にも対応しています。加工する場所だけを見るのではなく、どこを基準として、どこを固定するかまで考えて工程を設計します。
〈加工後に測定できることも重要〉
幾何公差が指定された部品は、加工後に図面要求を満たしているか確認する必要があります。位置度や直角度など、指定された内容に合わせた測定が求められます。
セイワでは三次元測定機、輪郭形状測定機、表面粗さ測定機などを保有しています。工程内で寸法や形状を確認し、完成品についても品質チェックを行っています。必要に応じて測定データの提出にも対応可能です。
【活用例】
〈位置度や直角度が求められる部品〉
複数の穴や加工面を持つ部品では、それぞれの寸法に加えて、基準に対する位置や向きが重要になることがあります。位置度や直角度の指定がある場合は、加工順序とワークの固定方法を確認しながら工程を決めていきます。
セイワには、位置度や直角度などが要求される部品の加工実績があります。図面に記載された公差を読み取り、加工工程から測定までを含めた方法を検討できます。
〈円筒度が求められる部品〉
円筒形状を持つ部品では、直径などの寸法に加えて円筒度が指定されることがあります。要求された形状に加工することと、その状態を適切に測定することの両方が必要です。
セイワでは円筒度が要求される部品についても加工実績があります。使用する設備だけで加工可否を判断せず、図面要求、工程、測定方法を確認しながら対応方法を検討します。
【判断軸・導入メリット】
〈幾何公差のある図面で整理したい情報〉
幾何公差が指定された部品は、公差の数値だけで加工方法が決まるものではありません。部品全体の形状や基準、材質、数量、加工方向なども工程を考えるための重要な情報です。
・部品の用途
・2D図面、3Dデータ
・材質、素材の状態
・要求寸法、公差
・位置度、直角度、同軸度、円筒度などの指定
・基準となる面や箇所
・加工が必要な面や方向
・試作、量産などの数量
・必要な検査項目
・測定データ提出の有無
・表面処理など追加工程の有無
図面上の公差だけを切り離して見るのではなく、基準、加工方向、クランプ、治具、測定まで確認することが大切です。必要な情報を整理すると、要求精度をどの工程で作り込むのかが見えやすくなります。
厳しい幾何公差が指定されていても、図面だけを見て加工が難しいと決まるわけではありません。部品形状や材質、加工箇所、数量を確認し、使用する設備や治具、測定方法まで含めて加工可否を検討することが重要です。
【まとめ】
幾何公差が指定された切削加工では、位置度や直角度、同軸度、円筒度などの要求を正しく読み取り、加工工程へ反映する必要があります。基準の取り方、加工順序、クランプ、治具、測定まで含めて考えることが、要求精度を安定させるポイントです。
セイワでは、図面確認から加工工程の検討、治工具の製作、精密切削加工、測定まで対応しています。位置度や直角度、円筒度などが要求される部品についても加工実績があります。「この幾何公差で加工できるか確認したい」「加工方法と測定方法を含めて検討したい」といった段階から相談可能です。図面や3Dデータ、材質、数量などを確認し、要求に合った加工方法を検討します。
【お問い合わせ先】
株式会社セイワ
〒445-0887 愛知県西尾市長縄町井ノ元10-1
TEL:0563-56-2647
FAX:0563-57-4473
URL:https://www.seiwa-1.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 セイワ (せいわ) |
エミダス会員番号 | 91843 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 西尾市 |
| 電話番号 | 0563-56-2647 | FAX番号 | 0563-57-4473 |
| 資本金 | 2,500 万円 | 年間売上高 | 93,500 万円 |
| 社員数 | 69人 | 担当者 | 大西 一輝 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 輸送機器 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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