【最小段取りがもたらす生産性の新基準】
自動車部品や産業用ロボットなど、多品種少量生産において高精度かつ短納期対応を必要とするお客様の課題。
それに真正面から応えるのが、株式会社セイワの「ゼロ段取り」技術です。
弊社では5軸加工と多パレットシステムを組み合わせた独自のアプローチによって、1台で複雑形状の連続加工を実現。
段取り作業を極限まで削減することで、高い品質を保ちながら生産効率の大幅向上を可能にしています。
試作部品や少量ロットの加工でも、安定した納期と品質を実現し、受託メーカーから高い信頼を獲得しています。

【段取りゼロで削減できた時間と手間】
弊社が導入している「ゼロ段取り」では、従来当たり前とされていた段取り替え、刃具交換、治具交換といった工程がほぼ不要になります。
5軸マシニングセンタと6パレットによる自動搬送管理により、加工準備にかかる工数を最小限に。これにより約50％のコスト削減と生産量の約2倍向上を達成しています。
設定が少なく済むだけでなく、熟練者でないオペレーターでも安定した品質が保てるため、人材の熟練度を問わず堅実な工程を実現でき、納期遅延のリスク低減にも貢献しています。

【お客様事例：ロボットアーム部品の短納期対応】
あるロボットメーカー様から、複雑な曲面を持つアルミ製アーム部品の短納期製作をご依頼いただいた際、弊社の「ゼロ段取り」が真価を発揮しました。
従来、3つの工程と複数治具で対応していた案件を、1チャック・1工程で仕上げ、生産リードタイムを40％短縮。品質面でも誤差0.01mm以内をキープし、再発注率も向上しました。
工程間のバラツキがなくなることで検査対応も容易となり、お客様からは「この対応力はありがたい」と評価をいただいています。

【他社にはない“精度×スピード×柔軟性”】
ゼロ段取りへの対応力は、単なる設備導入だけでは語れません。
弊社では長年、アルミ鋳造品や鍛造材における治具設計・加工工程のノウハウを蓄積してきました。
そこに先端加工設備であるDMC85 monoBLOCKやDMU50といった5軸機を組み合わせ、多パレットによる自動化を図っています。
その結果、段取りレスによる短納期対応に加え、製品ごとの仕様変更にも即応する柔軟性が備わっています。
この技術と体制は、他の受託加工業者では確立されていない大きな差別化要素となっています。

【まとめ】
弊社が提供するゼロ段取り加工は、受託メーカーの課題である「短納期対応」と「複雑形状の安定加工」を同時に解決する現実的な手段です。
試作から小ロット量産まで、変種変量に適応しながら一貫して高品質を維持できる点こそが、お客様に選ばれ続ける理由です。
今後も弊社は、精密切削加工のフィールドでより多くのパートナー様のニーズに、迅速かつ柔軟に応え続けます。
まずは一度、ご相談ください。

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株式会社セイワ
担当 ：大西 / 西本
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