「S45C材の高精度ギヤボックス加工｜設計製作」

▼技術者が語る、S45C材の特性と可能性

皆さん、こんにちは。平岡工業の営業マンの笹川です。今回は、切断折曲機用ギヤボックスの製作における、S45C材の重要性についてお話しさせていただきます。

►なぜS45C材なのか？工業部品における重要性

S45C材は、機械構造用炭素鋼として広く使用される材料です。炭素含有量が0.42-0.48%と中炭素鋼に分類され、強度と加工性のバランスが優れています。特に、切断折曲機用ギヤボックスには、以下の特性が重要となります：

・引張強さ：569-706N/mm²
・降伏点：343N/mm²以上
・伸び：20%以上
・ブリネル硬さ：167-229HB

►当社の加工技術と品質保証

うちの会社では、S45C材を使用したギヤボックス製作において、以下の設備を駆使して高精度加工を実現しています：

・門型五面加工機（三菱重工 MVR30Ex）
→大型部品の高精度加工が可能
・5軸立形マシニングセンタ（三井精機 Vertex75X）
→複雑形状の一体加工を実現
・三次元測定器（東京精密 Dura Max）
→μm単位での品質保証

►実績が物語る信頼性

ほいじゃが、実際の加工事例を見てもらった方が分かりやすいじゃろう：

・大型産業機械向けギヤボックス：月産10個
・特殊仕様ギヤボックス：累計1,000個以上
・修理・メンテナンス対応：全国・海外も迅速に対応します。

►技術力の根幹を支える品質保証体制

・3次元測定による全数検査
・材料証明書の完全トレーサビリティ
・ISO 9001に基づく品質管理システム

►お客様の声から生まれた解決策

「実はね、うちの現場でもギヤボックスの精度で困っとったんよ。じゃけど、平岡工業さんに相談してから、そういった悩みが解消されたんです。」（A社 生産技術部長）

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