-------超硬合金を使用する上での注意点------

弊社が製造する耐摩耗工具および金型部品の素材として多く使用されるのが
超硬合金です。
超硬合金をうまく使用するには、その特質な性質を理解して有利な性質を十分に
利用すること、不利な部分は設計で考慮しカバーすることです。

・超硬合金にどのような性質を求めるのか、それに合う材種を選びます。
　超硬合金は硬いが脆い材料です。使う用途によって硬さと脆さのバランスを
　考えた材質設定が必要です。

・超硬合金を使用する場合、比較的弱い引張応力になるように補強設計が必要です。

・素材を加工の際はクラックが発生しないように加工条件等に注意が必要です。

・超硬合金は、熱膨張係数が鋼の１／２～１／３ではありますが、超硬部に
　過度な熱応力や引張応力が掛からないような配慮が必要です。

・超硬合金は高価な素材です。超硬の使用部分は破損の恐れを防ぐために必要な
　部分だけにとどめコストを意識した設計も必要です。

弊社ではこの様な超硬合金の注意点を考慮した上で、設計や材質選定を行い
耐摩耗工具の製造・販売を行っております。
超硬合金の加工でお困りでしたらぜひご一報ください。
その他情報も弊社ホームページに掲載しております。


大伸ダイス工業株式会社
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