-------超硬合金とは？------

超硬合金とは、きわめて硬い金属です。
鉄やステンレスよりも硬く、ダイヤモンドに次ぐ硬さを誇っています。
超硬合金は、天然の金属ではなく金属炭化物と鉄系金属を混ぜ合わせ、人工的に作られる合金です。
重さは鉄の2倍もあり、金とほぼ同等です。
また、硬いだけではなく強度や弾性にも優れ、高温時の硬度低下が少ない等の特徴があります。

材料はタングステンカーバイト（WC）とコバルト（Co）
タングステンカーバイトは融点が高いため（２９００℃）、鉄の様に溶かして作ることができません。
このため、粉末にして１３００℃～１５００℃の高温で焼き固める（焼結）という方法で製造します。
その際の結合材としてコバルトを使用します。
また、材料特性を使用目的に応じて更に向上させるために、炭化チタン（TiC）や炭化タンタル（TaC）
等が添加されることもあります。

超硬合金はその硬さや強さを活かして、ドリルなど金属加工用の切削工具や、機械部品に使われます。
また、自動車部品用の金型や、最近では携帯電話などの電子部品の金型などにも使われています。

弊社では創業以来超硬合金を使用した耐摩耗工具の製造・販売を行っております。
超硬合金の加工でお困りでしたらぜひご一報ください。
その他情報も弊社ホームページに掲載しております。

大伸ダイス工業株式会社
大阪府大阪市平野区加美北7-7-10
TEL：06-6791-6097
FAX：06-6794-1243
E-mail：info@daishindaisu.co.jp
HP:http://www.daishindaisu.co.jp/