プレス機械の状態を常時監視するシステム「PMシステム」のご紹介です。

プレス機械の故障は急に発生するものでは無く、殆どの場合、何かしらの兆候が発生します。

その兆候が発生した段階で原因を発見し対策することで、重大な故障に繋がるリスクを大幅に低減させることが可能です。

よくある事例で言うと、メタルのカジリがあります。

通常メタルは給油されている為、急にカジリが発生することはありませんが、配管の切れや詰まりによってメタルに給油が行かなくなってしまい、その後メタルの温度上昇が発生し、カジリが発生してしまいます。

配管の修理であれば、数万円の費用で済んでいたものが、数百万円の費用＋数か月の設備停止に繋がってしまい、会社にとって大きな負担となってしまいます。

弊社のPMシステムには”メタルの温度監視機能”が付いております。この機能により、万が一メタルに給油がきちんと行かず、メタルの温度が上昇している状態でも、カジリが発生する前に緊急停止する事ができ、設備の長期停止を回避することが可能となります。

メタル以外にも、モータ、制御盤、オーバーロードプロテクタ、ダイクッション、光線式安全装置、フレーム、フライホイール、バランスシリンダ、クラッチブレーキ、電磁弁にもセンサを設置し、各所で異常が発生した段階で作業者にお知らせ＆数値によっては緊急停止し、重大な故障を未然に防止します。

安定した生産を行う為には、故障後の対応では無く、故障前の対応が必要です。

貴社の安定した生産を実現する為にも、弊社の”PMシステム”をご検討してみては如何でしょうか。