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【ダイカスト】
ダイカストとは、金型に溶湯を高速・高圧で圧入することで寸法精度の高い鋳物を生産する鋳造法です。
ダイカストの型には鉄を使用するため、それよりも融点の低い非鉄金属が使用されます。
中でも、アルミニウムや亜鉛等が使用されますが市場のほとんどをアルミニウムが占めており当社もアルミニウムでのダイカスト製品の製造を行っております。
ショットサイクルが早く、大量生産に適しており、製品単価を抑えることが可能です。
鋳造機のトン数は金型を締める力を指し、数値が大きいほど大きな製品が生産可能となります。
溶湯圧入装置が溶湯保持炉の中にあるか否かによって、ホットチャンバー式とコールドチャンバー式に区別されますが、当社はコールドチャンバー式を採用しています。
【ダイカストのメリット・デメリット】
【メリット】
製品単価が安い
寸法精度が高い(部分により加工レスが可能)
大量生産が可能(生産性が高い)
鋳肌がきれい
3工法の中で製品単価は最も安価です。
金型へ溶湯(溶けたアルミ)を高速・高圧で流し込み生産することで、生産サイクルが早く、大量生産に適しています。
また、寸法精度が高い為、部位によりますが加工レスが可能です。
【デメリット】
型費が高い
パイプや中空形状など、作れない形状がある
内部欠陥が比較的発生しやすい
金型に冷却構造等がある為、金型費用は高価です。
また、溶湯を高速・高圧で流し込むので、周囲の空気を巻き込むことにより、内部欠陥(巣等)が発生しやすくなります。
※ガス含有量参考
普通ダイカスト:8.0CC/100g
真空ダイカスト:5.0CC/100g
重力鋳造 :0.5CC/100g
さらに、複雑なパイプや中空形状等の一体では作れない形状があります。
【当社のダイカストの特長】
【無加工(加工レス)でコストダウンと金型費用の早期償却】
加工レスとは、通常加工仕様となるベアリング穴やオイルシール穴、合わせ面等の鋳肌表面を、金型の精度を高めることでダイカストの高い再現性を利用し、無加工とする技術です。
加工レスにすることで、機械加工時間の削減、金型費用の早期償却などの実現が可能です。
【真空ダイカストで品質の向上と不良率の低減】
真空ダイカストとは、型内を真空及び減圧した状態で鋳造する方法です。当社での製品内のガス量は形状により約5cc/100gAlを可能とします。
この方法では空気の巻き込みの抑制や湯回りが改善されるなど、モレが少ない内部組織の緻密な製品の生産が可能となり、素材納入品質の向上、不良率の低減などの実現が可能です。
【ダイカストマシンが充実しており大型にも対応可能】
当社保有のダイカストマシンは2250ton, 1650ton, 1250ton, 800ton, 650ton, 350tonの計10台を揃えており、小型から大型まで対応することができます。
参考最大製品サイズ:W580mm×L300mm×H750mm
製品重量12.5kg
当社の設備の情報はこちら👇
https://www.hikari-light-metals.co.jp/facility/
【小ロット・少量生産注文にも対応可能】
当社では最低100ヶからの小ロット・少量生産、量産注文にも対応が可能です。特に大型でも小ロット・少量生産に対応可能なメーカーは少ないと思います。
小ロット・少量生産でお困りの場合は当社にお問い合わせください。
ダイカスト以外の工法も含め最適な提案をいたします。
【各種情報】
アルミ材質 ADC12、ADC6、ADC3
ロット数 MIN 100 / MAX 20,000
可能製品サイズ (最大値) 700mm×500mm
可能製品重量 (最大値) 15kg
型種類 ダイカスト用金型
型寿命(量産) 70,000~100,000shot
【使用用途】
トラクター ミッションケース、クラッチケース、デフハウジング、リヤアクスルハウジング
田植え機 ミッションケース、ウエツケアーム、リヤアクスル船舶 オイルパン、ギヤケース、シリンダーブロックエンジン、シリンダーブロック、オイルパン、ヘッドカバー、ギヤケース、
インテークパイプLED照明、カバー、ロボット、アーム部品
【ダイカストマシーン別の最大サイズ】
ダイカストマシーン 製品サイズ・重量
350t 製品サイズ:W150mm×L180mm×H180mm
製品重量:1.4kg
650t 製品サイズ:W230mm×L150mm×H150mm
製品重量:3.2kg
800t 製品サイズ:W400mm×L160mm×H260mm
製品重量:5.25kg
1250t 製品サイズ:W400mm×L170mm×H350mm
製品重量:6.6kg
1650t 製品サイズ:W400mm×L250mm×H280mm
製品重量:10.5kg
2250t 製品サイズ:W580mm×L300mm×H75
【課題を解決します】
複雑な形状や強度、耐久性を必要とする製品、軽量化を進めたい等、お客様が抱えている課題をお申し付けください。鋳物知識の豊富な営業担当者が、アルミ鋳物の製品実現に向けて設計段階より、お客様に課題解決の技術提案を行います。
【お問い合わせはこちらまで】
光軽金属工業株式会社
岡山県岡山市東区瀬戸町江尻1050
営業担当:大藤 晃久
TEL:086-952-2121 FAX:086-952-4120
E-mail:t-oofuji@hikari-light-metals.co.jp
当社ダイカストの情報はこちら👇
https://www.hikari-light-metals.co.jp/service/diecasting/
当社HPはこちら👇
http://www.hikari-light-metals.co.jp
会社名 |
光軽金属工業株式会社 (ひかりけいきんぞくこうぎょう ) |
エミダス会員番号 | 89634 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 岡山県 岡山市 |
電話番号 | 086-952-2121 | FAX番号 | 086-952-4120 |
資本金 | 9,000 万円 | 年間売上高 | 320,000 万円 |
社員数 | 122人 | 担当者 | 谷全 悠花 |
産業分類 | 産業用機械 / 工作機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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