
現在も継続的・計画的に機動的な意思決定を行い、具体的に以下の4つの革新分野を進展させております。
①技術革新:日本のマザー工場化・高収益への事業業務転換
②製造革新:海外現地生産化による高効率生産
③販路革新:アジア新興国を中心とした販路開拓
④統括革新:本社機能適所移管統括化
われわれ中小企業も世界規模での経営判断を求められる時代になりました。それが出来ないということは、この競争社会からいち早く脱落することを意味します。 そのために何が必要不可欠か1つ上げるのならば、それは”変わること”です。
実社会において何か変化を求めた活動に対し必ずそれに対抗する力が現れます。特に地方ではその構図は顕著なようです。私も経営革新を遂行する上で非常に苦労している一人ですが、とにかく一人ひとりに対して丁寧に説明していく以外ありませんでした。
特に大きな時間を費やして説明したのが、”何を変えないのか?”ということです。先代が今まで築き上げたもの、それが現在の会社の強み・土台となっているのであれば、それは残してさらに発展させるべきです。弊社では技術に対する職人の強い”プライド”を会社の「技術理念」として残すことにしました。
「技術力こそ,会社存続を支える根源であり、技術力こそ,われわれプロ集団として個々を支える ”プライド” である。」
その中で”技術”と”技術力”を独自に定義し、改めて職人の方々のプライドにその真意を訴えました。
1.原理・原則に裏打ちされた 「知識」がある。
2.モノを具現化する 「方法」 がわかる。
3.標準化され規定された 「手法」 がある。
4.経験やカンに裏打ちされる 「技」 がある。
5.不可能を可能にできる 「発想」 がある。
6.出来栄えを正確に「検証・測定・評価」できる。
技術 とは、モノ作りの際に必要な ”固有” の「知識」、「方法」、「手法」、「技」、「発想」、及び[検証・測定・評価」のことである。
技術力 とは 技術を応用し「実行力」「自発性」「協調性」「思いやり」及び「リーダーシップ」によって、その技術を顧客満足に変える能力である。
職人達はみな強く大きなプライドを胸に、高い技術力を持って今も現場で日々切磋琢磨しております。
私自身、企業の更なる発展のためにグローバル化に向けて日々奮闘中です。変化しようとする努力に対して社内外の反対勢力は少なからずあります。しかし今グローバル化を進めなければ、企業そして社員やその家族に明日は無いという現実に対して背を向けるつもりはありません。それを断行していくことが株式会社TANOIの3代目の社長としての責務であり、私個人に課さられた使命であると受け止めております。株式会社TANOIは世界で通用する「モノヅクリ」を確立し、これからも日本の基幹産業であり続ける「ものづくり」を強く支えていきます。
最終更新日:2014-12-10

技術力こそ,会社存続を支える ”根源” であり、 技術力こそ,われわれプロ集団として個々を支える ”プライド” である。
技術 とは、モノ作りの際に必要な ”固有” の 「知識」、「方法」、「手法」、「技」、「発想」、及び[検証・測定・評価」のことである。 技術力 とは 技術 を 応用し、 「実行力」 、 「自発性」 、 「協調性」 、 「思いやり」 及び 「リーダーシップ」 によって、 その技術を顧客満足に変える能力である。
1.原理・原則に裏打ちされた 「知識」
2.モノを具現化する 「方
法」 3.標準化され規定された 「手法」
4.経験やカンに裏打ちされる 「技」
5.不可能を可能にできる 「発想」 6.出来栄えを正確に「検証・測定・評価」
われわれはこれら6つの TANOI ”固有” の 「技術」 を常に向上させ続けることで、”お客様が喜ばれ”、”お客様と共に栄え”、世界中に「満足」を供給し続けること出来る「技術力」を磨き続けます。
1.圧倒的な段取力で顧客に対しQCDを満足させる。
2.工程能力の改善により、製品品質のブレを無くす。
3.積極的に治工具を設計、内製し、QCDの向上に活用する。
4.総合エンジニアを目指し、技術力ある人材を創出する。
5.「技」を磨ける作業環境と「発想力」を伸ばせる社内風土作り。
6.グローバルで通用する技術革新を追求する。
最終更新日:2014-12-10
品質方針
1.顧客が満足する製品を提供する
2.顧客の満足いく価格で提供し、しかも適正な利益を確保する
3.顧客の要求する納期で提供する
4.存続をかけた管理体制を確立し、維持・管理する
われわれはこれら4つの「品質」を提供し続けることで、”お客様が喜ばれ”、”お客様と共に栄え”、世界中に「満足」を供給し続けます。
1.顧客要求を満足できる製品実現
2.顧客要求を満足できる価格
3.顧客要求を満足できる納期
4.顧客要求を満足できる管理システム
仕事の価値観
顧客の経営戦略に積極的に関わり、顧客の社史に残る仕事をする
社会貢献の価値観
日本の「ものづくり」を伝承し、世界で通用する「モノヅクリ」を確立する
組織の価値観
高付加価値を探求し、創造し続ける集団でありたい
人材の価値観
自ら気力を奮い立たし、切磋琢磨し、前向きである人が集う場所でありたい
最終更新日:2014-12-10
最終更新日:2014-12-10
| 田野井新吉(現社長祖父)が栃木県鹿沼市上野町に田野井鉄工所を設立。機械加工を主に創業する。 |
| 1981/4 |
| 称号を有限会社田野井精工として、組織変更する。代表取締役に田野井幸一が就任する。 |
| 1981/8 |
| NC自動旋盤の第1号機を早期導入し、NCによる自動化を推進する。 |
| 1986/2 |
| 本社を栃木県鹿沼市茂呂に移転し、事業を拡大する。 |
| 2002/6 |
| 有限会社田野井精工 ISO9002 : 1994 認証取得する。 |
| 2003/6 |
| 有限会社田野井精工を株式会社TANOIに名称を変更し、組織変更を行う。 |
| 医療機製造事業を第1事業部、自動車部品製造事業を第2事業部と名称する。 |
| 2003/6 |
| 株式会社TANOI ISO9000 認証取得する。 |
| 2005/7 |
| 第1期生 3名を皮切りにベトナム研修生の受け入れ開始する。 |
| 2006/1 |
| ベトナム現地法人TANOI SEEBETS を設立する。社長に田野井純一が就任する。 |
| 2006/5 |
| 株式会社TANOI 代表取締役社長に田野井純一が就任する。 |
| 2006/5 |
| 株式会社TANOI 第2事業部 ISO9001 : 2000認証取得する。 |
| 2006/6 |
| 株式会社TANOI 栃木県経営革新計画の認定を受ける。 |
| 2006/7 |
| TANOISEEBET 工場稼動する。 |
| 2006/12 |
| TANOISEEBET ISO9001 : 2000認証取得する。 |
| 2007/12 |
| ベトナムに新たに15,000㎡を取得する。 |
| 2009/3 |
| ベトナムの取得用地に3,000㎡の工場を建設する。 |
| 2009/5 |
| ベトナム現地法人SEEBESTを新たに設立し、TANOI SEEBET を吸収合併する。 |
| 2009/12 |
| ターボタージャー用インペラーの加工事業部をベトナムSEEBESTにて立ち上げる。 |
| 2010/10 |
| 約2億円投じ、日本本社に技術開発部門を立ち上げ、日本のマザー工場としての役割を推進する。 |
| 2011/10 |
| ベトナム増産に伴い ベトナム第2工場(3,000㎡) 完成。 |
| 2012/7 |
| 医療機器開発・展示会 "MEDIX" に出展。国内にて新たな販路開拓開始。 |
| 2012/10 |
| 経営企画部発足 国の新たな医療部門、海外営業部門、国外R&D部門 |
| 2012/10 |
| MC5軸を新規導入し、更なる複合精密加工技術を取り入れる。 |
| 2012/12 |
| シンガポールに営業拠点を設立する。 |
| 2013/3 |
| 福岡に本社を置く株式会社ピーエムティーと株式会社PTWを合弁設立する。装置の開発・製造を開始する。 |
| 2013/6 |
| 平成24年度「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援事業」認定を受ける。 |
| 2013/12 |
| 新たに栃木県経営革新計画の認証を受ける。 |
| 2014/5 |
| 株式会社IHIターボのSEEBESTベトナム工場認定承認を受ける。 |
| 2014/5 |
| SEEBESTがTS16949認証取得する。 |
| 2014/6 |
| 「栃木県フロンティア企業」認証取得する。 |
| 2014/6 |
| 機械要素展にて、商品化第一号「ECOBLOWER」を初公開する。 |
| 2014/6 |
| 平成25年度国補正「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」認定を受ける。 |
| 2014/8 |
| SEEBESTがスタンド・バイ・クレジットによる現地銀行からのベトナム国内直接融資を受ける。 |
| 2014/9 |
| 新規HP(日本語版と英語版)を開設する。 |
| 2015/12 |
| 外国人高度人材3名が労働許可書受理。社内初の入社受け入れ。 |
| 2016/6 |
| 平成27年度補正「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」認定を受ける。 |
| 2016/12 |
| 中小企業等経営強化法に基づき、「経営力向上計画」認定を受ける。 |
| 2016/12 |
| 商工中金による「グローバルニッチトップ支援貸付制度」の認定を受け1億円融資を受ける。 |
| 2017/1 |
| オール切削型インペラーの低コスト製法に成功。量産に向けて営業開始。 |
| 2017/1 |
| 技術コンサルティング事業開始。機械選定から量産加工ラインの構築、出向指導を開始。 |
| 2017/5 |
| 100%出資子会社 JONE TECH Co.,td. 設立 ベトナムダナンに新たな製造拠点を置き、グループ生産3割増計画。 |
| 2017/6 |
| 「栃木県フロンティア企業」認証取得する。 |
最終更新日:2020-09-14
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