HEX17×30mm（酸素センサ主体金具、切削前後）

量産部品調達の課題を抱える購買担当者様へ

自動車部品においては、品質・コスト・納期のすべてを満たすことが求められています。株式会社鬼頭鉄工所では、長年培ってきた切削加工技術と多軸自動盤による生産体制を強みに、自動車業界が求める精度・価格・安定供給の条件をクリアしています。とりわけ、酸素センサ主体金具など年間2,000万個以上の量産実績を誇り、ロット数10万個以上といった中〜大ロットの製作にも安定して対応しています。本記事では、弊社の技術と体制がどのようにお客様の課題を解決しているのかをご紹介します。

【高精度とスピードを両立する切削加工技術】

弊社が得意とするのは、自動車部品の中でも高い精度が求められる量産切削加工です。特に、SUS430などの難加工材を使用した酸素センサ主体金具については、HEX17×30㎜のサイズに対して精度±0.05㎜を実現。冷間鍛造材の不均一な外形に対しても、多軸自動旋盤を用いた独自の加工ノウハウで、安定した高精度加工が可能です。また、6軸・8軸の多軸自動盤により工程を並列処理し、加工時間を大幅に短縮。この仕組みにより、試作から量産に至るまでスムーズな移行が実現しています。

【安定供給体制で量産品質を確保】

お客様が求めるのは、単に高精度な製品ではありません。継続的に、安心して発注できる生産体制も同様に重視されます。弊社では以下の提供体制を備えています。

・ロット数10万個以上の量産対応が可能
・製品形状・材質に合わせた最適な加工レイアウト設計
・年20,000,000個以上の酸素センサ用金具の供給実績
・2024年実績：不良率0％の品質管理体制

このような体制により、量産時の品質変動を極限まで抑え、短納期・コスト重視の発注にも応じています。お客様の生産計画に沿った納期調整や柔軟な対応も可能であり、リピート率の高い取引実績が信頼の証です。

【品質・コスト・信頼性で選ばれる理由】

「量産品質とコストを両立できる企業を探している」「加工不良のリスクを最小化したい」という発注担当者様にとって、弊社の体制は大きなメリットです。他社にはない弊社の強みとして、下記が挙げられます。

・ISO9001・ISO14001認証取得による品質・環境の両立
・鍛造ブランクの追加工を高効率で対応できる独自技術
・多軸自動旋盤30台以上の豊富な設備で加工力に余裕あり
・外注を使わず全工程を社内完結できる柔軟な生産体制

こうした背景から、国内外の自動車部品メーカーから長年にわたり選ばれてきました。大量生産を高いレベルで管理できる体制こそが、他社との差別化要因です。コスト面だけでなく、不良削減・在庫リスクの軽減といった間接的なコストダウンにも寄与します。

【まとめ】

株式会社鬼頭鉄工所の量産切削加工は、自動車部品業界が直面する「精度・コスト・安定供給」という課題を一貫体制でカバーするものです。SUS430を用いた酸素センサ主体金具など、10万個以上の量産品でも高水準の品質を維持できる点で、多くのお客様からの信頼を獲得しています。「量産コストを抑えたい」「不良のない製品を継続的に供給できる加工会社を探している」とお考えの方は、ぜひ一度、弊社の技術力をご検討ください。

【企業情報】
株式会社 鬼頭鉄工所
https://kitoute.jp/