【増える極厚需要】
東京や大阪、名古屋、福岡…など、日本中で行われている再開発。
新しく建築されるビルでは高層化や高強度化が進み、
それに伴い使用する鋼材も大きく、厚く、重くなってきます。
新しく作る発電用のタンクや大型プラントで使用される機械も
極厚材を使用されることが日々増えています。
総件数は多くないものの、限られた需要に確実に応えるために
極厚材への果敢な挑戦意欲を忘れず日々の業務に取り組んでいます。


【掴み代の設定】
日本最大級の16,000Tonのプレス能力を全力で発揮しても
曲げることが出来ないものもあります。
富田製作所での曲げ加工では鋼材の端から徐々にプレスし、
指定の形へと仕上げますが、鋼材の端は鋼材の中央部と比較し
2倍～3倍もの力を必要とします。
そのために、ある程度板厚が厚くなる（板厚60㎜を超えてくる）と、
最大能力を持ってしても対応不可となってしまいます。

その場合、掴み代を付けて曲げ加工を行います。
掴み代の範囲は材質、板厚、外径によって異なり、
場合によっては広範囲の設定が必要となる場合もありますが、
確実な製作のために必要となるものとご理解下さい。

掴み代は曲げ加工の途中または完了時に切断され、
開先加工へと進んでまいります。

掴み代の設定により、
極厚鋼管の製作も高精度にて承ることが可能となります。


【 お問合せフォームはこちら 】
http://tomita-s.jp/pages/index/20/

【 富田製作所 】
TEL;0280-98-3377