弊社ではプレス機による曲げ加工をメインとしておりますが、
大型のロールベンド機も兼ね備え、超大径・極厚の鋼材の曲げ加工を承っています。


【製作の工夫】
大径管を製作するには超幅広の鋼材を用意する必要がありますが、
当社は茨城県の内陸部に位置するため、材料となる鋼材の輸送制限を受けます。
（トラックの輸送ですと、幅2M50㎝を下回るものしか運べないのです）

製作する鋼材の直径が1Mを超えるような大径管は、
半円形に曲げた鋼材を”モナカ”のように二つ合わせとし、
その繋ぎ目を溶接することで大きな鋼管へ仕立てることを可能とします。
（当社では2シームと呼んでいます）

【ロールベンド】
しかしながら、様々なお客様の中には
「もっと大きなパイプが欲しい」
「溶接線が2つになるのは認められない」
など特殊な事情をお持ちになる場合があります。
そのような需要にも対応するため、ロールベンド機があります。

プレス機と比較すると1本あたりの製作長さは短くなりますが、
一枚の板をぐるりと巻くことで、
直径2M50㎝を超えるような大きなパイプでも製作可能となるのです。
（輸送可能なサイズが製作限界になります）

SM490材であれば最大50㎜の板厚まで対応可能です。
曲げ加工のみであればSUS材やその他金属材でも対応可能です。


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【 富田製作所 】
TEL;0280-98-3377