熱処理に関して、割れや歪といった言葉を耳にされたことはありませんか。
焼き入れによる割れや歪はどうして生じるのでしょうか。

鉄はオーステナイト領域まで加熱し、急速に冷却することで硬化（マルテンサイト化）します。加熱や冷却時に個々の温度に差が生じることにより、硬化層深さやマルテンサイト化にズレが生じて歪や割れを発生させます。
加熱ばかりに目が行きがちですが、実は冷却も品質に大きな影響を与えます。

必要な箇所にのみ焼き入れを施す高周波焼き入れは、ワーク全体を加熱する炉での熱処理と比べて低歪となります。
歪を抑えることにより、研磨工程のある部品でも取り代が少なくて済むので工数、コストの削減につながります。

当社では、割れの防止や歪を最小限に抑える焼き入れ方法をご提案し、お客様の様々なご要望にお応えしてきました。

2020年6月に60周年を迎えた当社の技術と実績を生かし、お客様の焼き入れに関するお困りごとを解決致します。
ぜひ一度富士電子工業までお問合せ下さい。

～割れ　歪　高周波焼き入れ～
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