富士電子工業では、歪の少ない高周波焼き入れの受託加工（単発から量産まで対応可能）を承っております。頂いたワーク図面を基に最適な焼入方案をご提案致します。

★焼入れの特長★
歪は熱処理をする以上、残念ながら避けられません。ただし、歪を最小限に抑えることは可能です。
歪の原因は、複数ありますが、熱処理が起因となる原因としては、主に二点挙げられます。

① 加熱が不均一である
② 冷却が不均一である
※①②につながる要因も様々あります。


高周波焼き入れは、何時間も炉に入れ芯部まで熱影響を及ぼす浸炭焼き入れに比べ、芯部は母材硬度のままであり、短時間で表面加熱・必要箇所のみの部分加熱が可能な為、歪を少なく抑えられる特徴があります。


ただし、高周波焼き入れであっても①②がクリアされないと、歪の大きい焼き入れとなり得ます。では、①②をクリアするにはどうしたら良いのでしょうか？


富士電子工業では、お客様のワーク形状、焼入規格に合わせ、独自のコイル、焼入方案、設備機構などを通じ、①②の問題をクリアにしています。


一つの事例として、レール焼き入れをご紹介いたします。写真をご覧ください。
従来例は、不要な部分まで加熱されており、歪が大きかった時のカットサンプルです。後工程の歪み矯正、研磨に時間がかかりお困りでした。そこで、弊社では独自のコイルと搬送機構などで対応させて頂き、長尺レールであっても、歪の改善を実現しました。

歪には、材料、前工程の加工方法、加工メーカーなど複数の要因が絡み、熱処理だけでは
改善できないこともございますが、歪でお困りの方は是非一度富士電子工業にご相談下さい。

～高周波焼き入れ　歪　改善～

＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊
お問合せは富士電子工業㈱営業部まで
大阪府八尾市老原6-71
TEL：072-991-1361
FAX：072-991-1309
富士電子ゆーちゅー部チャンネル.
https://www.youtube.com/c/fujidenshi
＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊・・＊