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硬度不足でお悩みの方必見です!!
【素材の組織が適切でないと、いくら焼き入れをしても硬度は上がりません!】
上図焼き入れパターン(色が白く変化している箇所)では指定範囲を満たしているように見えますが、実際に硬度測定を行うと、HRC46以上を満たしているのは①のみでした。
光学顕微鏡により③の素材組織を見ると、フェライトが大部分を占めており、パーライト面積が少ないことが分かります。
フェライトをいくら加熱して冷却しても、硬度は上がりません。
特に鋳物を焼き入れする場合、安定した焼き入れを行うには最低でも70%以上のパーライト率が必要です。
本品の場合、パーライト率が低い箇所が多くありました。
処理を短時間で行う高周波焼き入れは、浸炭炉などの雰囲気熱処理に比べて、偏析など素材の影響を受けやすい特徴があります。
このケースの様に、素材が原因で熱処理品質に影響を及ぼすことがあります。
特に鋳物については、その他鉄鋼材料よりもロット毎のバラつきが大きくなる傾向がありますので、特に注意が必要です。
富士電子工業では、X線式金属材料解析機を始め各種検査機器を社内に保有しておりますので、根本的な原因の迅速な特定が可能です。
焼き入れでお悩みの方はぜひお気軽にお問合せください。
~焼き入れ 鋳物 硬度 組織 ~
お問合せは
富士電子工業(株)営業部まで.
大阪府八尾市老原6-71
TEL:072-991-1361
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会社名 |
富士電子工業 株式会社 (ふじでんしこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 88995 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 八尾市 |
電話番号 | 072-991-1361 | FAX番号 | 072-991-1309 |
資本金 | 8,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 能美 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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