自動車(試作)
工作機械
建築部品
高周波誘導加熱を利用した代表的な熱処理には、高周波焼入れと高周波焼き戻し
があり、直接加熱による急速短時間加熱、表皮効果による表面加熱、適切な加熱
コイルの選択による部分加熱という優れた特徴を利用している。
中でも高周波焼入れは、耐摩耗性、疲れ強さ、靭性の向上を目的とした鋼の表面
硬化法として広く活用されており、次に示すような材質面およびプロセス面での特徴
が得られ、種々の機械部品の高強度化、小型軽量化などに役立っている。
◆材質面での主な特徴
・表面硬さが高く、優れた耐摩耗性、疲れ強さが得られる。
・表面圧縮残留応力が大きく、優れた疲れ強さが得られる。
・組織が微細で、優れた延性、靭性、疲れ強さが得られる。
・脱炭がほとんど見れれず、疲れ強さの低下や不安定化の心配が少ない。また、
酸化スケールも少なく、きれいな表面が得られる。
・変形が少なく、場合によっては研削などの後工程の省略が可能である。
・上記の長所を利用すれば、比較的安価な鋼種を用いても、優れた特性を発揮
させることができる。
・焼入れ前の炭素や合金元素の分布の不均一さが、焼入れ組織や特性に反映
されやすい。
◆プロセス面での主な特徴
・熱効率が優れ、作業時間が短く、省エネルギー、省力化によるコストの低減が
可能である。
・熱サイクル設定の自由度が大きく、周波数、出力、加熱コイル仕様、冷却
システムなどを適切に組み合わせることにより、焼入特性の調整が可能である。
・電気エネルギーを用いた直接加熱ゆえ、作業環境が比較的清潔である。
・システムの運転、停止が迅速に行える。
・作業が標準化しやすく、自動化やインライン化が容易である。
・加熱コイル、冷却装置の汎用性が乏しく、焼入れ仕様を満足するには、加熱
コイルと冷却装置の適切な設計と、精度の良い製作加工が重要因子となる。
・加熱、冷却時間が短いため、わずかな条件変動が焼入品質に大きく営業する
ことがある。
熱処理に関するお悩み、お問合せは
富士電子工業㈱営業部まで
お気軽にご相談下さい.
高周波焼入れ 硬さ 深さ 規格 材質 ①
https://www.nc-net.or.jp/company/88995/product/detail/115925
高周波焼入れ 深さ 材質 規格 硬さ ②
https://www.nc-net.or.jp/company/88995/product/detail/115927
*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*
お問合せは
富士電子工業(株)営業部まで.
大阪府八尾市老原6-71
072-991-1361
・東京営業所.
東京都港区浜松町1-12-14
03-5472-1361
富士電子ゆーちゅー部チャンネル
https://www.youtube.com/c/fujidenshi
*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*
会社名 |
富士電子工業 株式会社 (ふじでんしこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 88995 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 八尾市 |
電話番号 | 072-991-1361 | FAX番号 | 072-991-1309 |
資本金 | 8,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 能美 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
|
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて