小径管ハイフィンチューブ（加工例②）

◆特徴
◇自由な形状
　小径管を採用することで、渦巻状、パネル状など、さまざまな形状に加工できます。
　また、チューブ・フィンの材質は右表のとおり、自由な組合せが可能です。
◇高性能
　フィンとチューブが溶接により一体化することで、伝熱性能に優れ、
　経年劣化による性能低下がありません。
◇コンパクト
　ハイフィンチューブ採用により、ベアチューブ、ローフィンチューブと比べ、
　熱交換器の更なるコンパクト化が図れます。

◆こんなところにお使いいただけます
・小型産業機械向け凝縮器、蒸発器
・太陽熱の蓄熱用装置
・融雪・地熱・ヒートアイランド対策用の伝熱管
・ヒートポンプシステムの伝熱管
・煙道（ダクト）内に設置した廃熱回収装置
・回転機などの軸周りに設置した冷却装置
・大気放出蒸気の復水装置

◆製造範囲
チューブ径：φ10～
フィン高さ　：8h
フィンピッチ：3.6p～

◆材質の組合せ
チューブ材料：銅、ステンレス鋼、炭素鋼、低合金鋼
フィン材料　　：アルミ、銅、ステンレス鋼、炭素鋼、低合金鋼

熱交換器の小型化ニーズに応える為、当社独自の高周波抵抗溶接技術による、小径管用ハイフィンチューブを開発しました。地球温暖化対策として省エネ・排熱回収などが注目される中、既存設備への小規模な投資で、熱の有効利用を実現します。