『アルミダイカスト　突起　深穴　カジリ対策　抜け性対策』

【材質】
熱間工具鋼　SKD61・DAC－MAGIC・DH31・YXR33

【業界・使用用途】
アルミ・マグネ・亜鉛ダイカスト
　ピン形状・フィン形状加工用金型

【材寸】
Φ15×H160

【表面処理】
TD－VC処理

【特徴】
アルミダイカスト製品で薄い突起形状を鋳造
するのにお困りではありませんか？

ピン形状やフィン形状ですと金型が深くなり
ガス窒化・イオン窒化では形状部の深くまで入らず
PVD処理ではコーティングが入り口側しか
付かず、とりあえず何もしないわけにはいかないので、
タフトライド・イソナイトなど塩浴窒化処理を
行っている方が多いと思います。

TD処理であれば100㎜までの深い部分でも処理を
行うことができ鏡面に近い仕上げを行うことができます。
処理を多なうことで、アルミの付着が少なくすることができます。
またPRO処理を加えることでさらにアルミの焼付きを
少なくすることも可能です。

《　解決例　》
・製品　　　自動車部品メーカー
・加工材　　 アルミADC12相当
・マシン　　850ｔ
・現状　　　ＳＫＤ６１＋イソナイト処理（塩浴窒化処理）
・問題　　　トライ時に形状を製作することができない。
・対策　　　TD－VC処理に変更
・結果　　　試作製品分1000ショット分は製作することが
　　　　　　できた。

TD処理は液体の中に浸漬し処理を行います。なので液体さえ
回ればどんな形状でも処理を行うことが可能です。

同じTD処理でもメーカーにより耐久性が悪い場合があるので
そのような場合は当社のTD処理をご指定下さい。
変更するだけで耐久性が倍以上の伸びる場合もあります。

弊社では、ダイカスト加工業界など、様々な製品の加工を行っています。
ＴＤ処理をご用命の際は、豊島技研までお問い合わせ下さい
関連URL: http://www.toshima-giken.com/
(Last update : 2020-06-16)