ロータリー研削・研磨後の脱磁処理工程の必要性！

ロータリー研削機にて、ワークを研削する際にテーブルにマグネットにて着磁固定させます。←ここがポイント！
研削・研磨作業終了後に研削機側でワークを脱磁させテーブルより取り外し回収します。
その後、洗浄工程にてスラッジ等を洗い流します。

ここがポイント！
ロータリー研削・研磨直後は、テーブルマグネット着磁によりワークに磁気が残留しています。
ワーク回収時にロータリー研削・研磨機側で脱磁させますが、これでは不十分です。そこで回収したワークの残留磁気を取り除く為に 、ロータリー研削・研磨直後に 「脱磁処理工程」 を設けております。

残留磁気による問題点
◆スラッジ等の付着により次加工工程への支障
弊社では自動車部品（シム・スナップリング）研削を片面ずつ研削しております。
従って、一次研削後、ワークを裏側にして二次研削いたします。その際に一次研削面にスラッジ等が付着していると研削寸法に影響が出て正しい寸法出しができなくなります
自動車部品において、エンジン・トランスミッションへ組み込まれる製品については細心の注意が必要と考え作業しております。

別ページ
【ロータリー研削・研磨の残留磁気について・・・SK-85（鉄）/SUS430（ステンレス）素材
】
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https://www.nc-net.or.jp/company/87706/product/detail/195690/


※加工品形状・材質により、残留磁気が異なります。
残留磁気をすべて取り除くことは不可能ですが、製品加工における不具合をなくすためには、「脱磁処理」は大切な工程です。
脱磁処理でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。


【お問合せ先】
　有限会社　ワイケー・プランニング
　〒391-0211
　長野県茅野市湖東中村6063-1
　TEL：0266-77-5317　FAX：0266-77-5318

◆ホームページも是非ご覧ください。
http://www.ykp.co.jp/