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■ギヤケース内径への硬質クロムめっき加工■
本事例では、ギヤケースの内径部に硬質クロムめっきを施工しております。ギヤケースは内部で回転部品を支持・保持する重要部品であり、摺動性・耐摩耗性・寸法精度が求められます。特に内径部は軸受部や回転部とのはめ合い精度に直結するため、高精度なめっき管理が不可欠です。
硬質クロムめっきは、高い表面硬度と優れた耐摩耗性を付与できる表面処理です。内径部へ適切に施工することで、摩耗の抑制や部品寿命の延長、メンテナンス頻度の低減につながり、結果的にコストを削減することができます。
■ 内径めっき加工のポイント■
・電流分布の偏りによる膜厚ムラ
・エッジ部への過析出
・内部形状による液流動性の課題
・チャッキング位置による通電不良
筒状・箱形状部品への内径めっきは、外径処理に比べて難易度が高い加工です。
これらを適切に管理しなければ、寸法精度のばらつきや密着不良のリスクが生じます。
■専用治具による安定施工■
当社では、製品形状・特性・使用用途を考慮した専用治具を設計し、最適な通電条件で処理を行っております。チャッキング位置(治具での把持部)や電極配置を精密に設計することで、内径部の均一な膜厚形成を実現します。
ご要望に応じて新規治具の設計・製作にも対応可能です。量産品はもちろん、試作・小ロット案件についても柔軟に対応いたします。
■ ギヤケースめっきでお困りの方へ■
内径部の耐摩耗対策でお困りではありませんか。図面や使用環境を確認のうえ、最適な硬質クロムめっき仕様をご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
★硬質クロムめっき加工処理とは?★
硬質クロムめっきは、高硬度・潤滑性・肉盛性・耐摩耗性・耐熱性・水素除去など、優れた機械的特性をもつめっき処理です。
他の表面処理と組み合わせることで、光沢のある鏡面仕上げからナシジ(サンドブラスト)仕上げまで、目的に応じた「面粗度」の調整が可能です。
■ 特長と性能■
① 高硬度(HV800〜1000)
硬質クロムめっきは、電気めっきの中でも特に硬く、HV750以上の硬度を有する処理として広く認知されています。耐摩耗性・耐食性に優れ、多くの機械部品の性能向上に寄与します。
②潤滑性
保油性に優れ、低摩擦係数を発揮します。摺動部品などでは摩耗の軽減に貢献し、部品の寿命を延ばします。
③ 肉盛性(寸法補正)
寸法修正や再生目的で膜厚の調整が可能です。弊社実績では、1mmを超える厚膜めっきも対応しております。
④ 耐摩耗性と“かじり”への注意
クロムめっきは摩耗係数が小さく、耐摩耗性に非常に優れています。一方、クロム同士の摺動(クロム×クロム)では「かじり現象」が発生しやすく、相手材には砲金や黄銅などの異種金属を選定するのが望ましいです。
⑤ 耐熱性
200~400℃までは徐々に硬度が低下し、500~550℃付近で急激に減少。600~700℃では硬度がHV400程度まで低下し、通常のクロムと同等になります。それ以上の温度では硬度低下は緩やかになります。
⑥ 水素除去処理(脱水素処理)
めっき中に発生する水素が被膜に吸収されるため、めっき後に200℃前後(約3時間)の加熱処理を行うことで水素を除去します。膜厚が厚い場合や処理条件により加熱時間を延長することもあります。処理後に微細なクラックが発生しますが、通常使用では問題ありません。
★近畿防蝕株式会社の強み★
● 7mまで対応可能な硬質クロムめっき処理
● 最大2,200mm×2,000mm(5500L)まで対応可能な無電解ニッケルめっき処理
● 複雑形状や部分めっきも可能な高精度マスキング技術
● 社内一貫対応による短納期・低コストの実現
各種めっき処理(硬質クロム、無電解ニッケル、電気ニッケル、亜鉛、銀、銅、錫)や、ブラスト・研磨・仕上げまで自社対応しております。
近畿防蝕株式会社
兵庫県三木市別所町近藤中川原248-7
TEL:0794-82-0096
FAX:0794-82-9020
| 会社名 |
近畿防蝕 株式会社 (きんきぼうしょく) |
エミダス会員番号 | 87574 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 三木市 |
| 電話番号 | 0794-82-0096 | FAX番号 | 0794-82-9020 |
| 資本金 | 2,700 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 60人 | 担当者 | 古塚 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
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