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硬質クロムメッキ(HCR)の加工事例― シリンダー部品 ―
めっき種:硬質クロムメッキ
業種 : 生産ロボット
製品 : シリンダー
材質 : S45C
■ 硬質クロムメッキとは?
硬質クロムメッキは、「ハードクロムメッキ」「工業用クロムメッキ」「HCR」「ICr」などとも呼ばれる表面処理技術です。
比較的薄い膜厚の場合には「フラッシュメッキ」「ミクロンメッキ」と表現されることもあります。
高い耐摩耗性・摺動性・耐食性を有することから、機械部品や金型、油圧機器など、長寿命化や性能維持が求められる部品に幅広く採用されています。
特にシリンダー部品では、摩耗防止と安定した摺動性能の確保を目的として多く用いられています。
■ 硬質クロムメッキの原理
硬質クロムメッキは、無水クロム酸(六価クロム酸、CrO₃)を主成分とし、触媒として微量の硫酸を添加した浴を使用します。
一般的な標準組成は、無水クロム酸:硫酸 = 100:1(重量比)となっており、安定しためっき品質を得るためには浴組成と条件管理が非常に重要です。
■ 硬質クロムメッキと装飾クロムメッキの違い
この2つの違いは主に用途と膜厚にあります。
クロムめっきそのものの性質に大きな違いはありませんが、目的に応じて使い分けられています。
① 硬質クロムメッキ
耐摩耗性や摺動性の向上を目的として施される、比較的厚膜のクロムメッキ(目安:1μm以上)。
② 装飾クロムメッキ
外観の美しさを重視し、仕上げとして施される薄膜のクロムメッキ(目安:1μm未満)。
■ 硬質クロムメッキの主な用途(おすすめの素地:鉄鋼全般)
・摺動部品(シリンダー、ピストン、ロール、ベアリングなど)
・金型部品
・切削工具
特にシリンダー部品では、内外径の摩耗抑制と滑らかな動作を維持する目的で多く採用されています。
◎当社の技術・保有設備について◎
当社は、最大7mまで対応可能な硬質クロムメッキ設備を備え、サイズ・形状に応じた13槽のめっき槽を保有しています。シリンダーをはじめとする長物・大物部品にも柔軟に対応可能です。
硬質クロムメッキ以外にも、無電解ニッケルめっき、電気ニッケルめっき、銅めっき、錫めっき、銀めっきなど、多様な表面処理を得意としています。
長年の経験で培ったマスキング技術と、自社設計・製作による治具技術により、通常では困難な部分めっきや複雑形状への対応も可能です。
製品形状に最適な治具を開発し、精度と作業効率を両立したマスキング処理を行っています。
さらに、ブラスト機、円筒研磨機、バフ研磨機、ベーキング炉を保有し、前処理から仕上げまで一貫加工が可能です。
めっき液を含む各処理液は最新の分析装置で常時管理し、安定した品質を維持しています。
1945年の創業以来培ってきたノウハウと技術力を活かし、製品ごとに最適な条件を導き出し、課題解決に貢献いたします。
お気軽にお問合せください。お待ちしております。
近畿防蝕株式会社
兵庫県三木市別所町近藤中川原248-7
TEL:0794-82-0096
FAX:0794-82-9020
http://kinki-boushoku.co.jp
| 会社名 |
近畿防蝕 株式会社 (きんきぼうしょく) |
エミダス会員番号 | 87574 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 三木市 |
| 電話番号 | 0794-82-0096 | FAX番号 | 0794-82-9020 |
| 資本金 | 2,700 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 60人 | 担当者 | 古塚 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
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