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★ 金属表面処理の基礎知識 ~めっきとは何か、どんな種類があるのか?~
① めっきとは?基本の仕組み
金属やプラスチックなどの表面に、別の金属を薄くコーティングする技術。
目的は「見た目の向上」「耐食性・耐摩耗性の向上」「電気的特性の付与」など。
めっきは、素材を守りながら機能を高める“金属のドレスアップ”とも言える技術です。
② めっきの主な種類
代表的なめっきには以下があります
・電気めっき:電流を使って金属を析出させる(例:ニッケル・クロム・銅・金)
・無電解めっき:化学反応で金属を析出させる。均一な膜厚が得られる
・溶融めっき:金属を溶かして被覆(例:溶融亜鉛めっき)
・真空めっき:蒸発・スパッタなどで膜を形成。装飾や電子部品に多用
③ めっきの目的と効果
・防錆・耐食性向上(例:亜鉛めっき)
・耐摩耗・硬度アップ(例:硬質クロムめっき)
・はんだ付け性・導電性向上(例:銀めっき、錫めっき)
・美観・装飾性向上(例:金・ニッケル・クロムめっき)
④ 素材別の適用例
・鉄鋼部品 → 亜鉛・クロムめっきで防錆
・銅・黄銅部品 → ニッケル・錫めっきで導電性・耐食性強化
・アルミ・樹脂 → 無電解ニッケルで密着性UP
⑤ めっきと他の表面処理の違い
塗装やコーティングとの違いは「金属同士の結合による強固な密着性」。
化学的・電気的な方法で被膜を形成するため、剥がれにくく耐久性が高いのが特長。
⑥ めっき技術の今後(展望)
近年は環境対応型めっき(六価クロムフリー、鉛フリー)や、
ナノテクノロジー・複合めっきなど、より高機能・高精度な方向に進化中。
半導体・自動車・医療・食品など、あらゆる業界で活用の幅が広がっています。
めっきは、古くから使われてきた伝統技術でありながら、
現代の最先端産業にも欠かせない表面処理技術です。
弊社では「硬質クロムめっき」「無電解ニッケルめっき」など、
用途に応じた最適なめっき加工をご提案いたします。
■ 対応可能なめっき処理
① 硬質クロムメッキ
② 無電解ニッケルメッキ
③ 銅メッキ
④ 銀メッキ
⑤ 半光沢ニッケルメッキ
⑥ 錫メッキ
⑦ オーバーレイメッキ
⑧ 鉛メッキ
まずはお気軽にお問い合わせください!
近畿防蝕株式会社
〒673-0453 兵庫県三木市別所町近藤中川原248-7
TEL:0794-82-0096 FAX:0794-82-9020
http://kinki-boushoku.co.jp
| 会社名 |
近畿防蝕 株式会社 (きんきぼうしょく) |
エミダス会員番号 | 87574 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 三木市 |
| 電話番号 | 0794-82-0096 | FAX番号 | 0794-82-9020 |
| 資本金 | 2,700 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 60人 | 担当者 | 古塚 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
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