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めっきのプロセスには、さまざまな失敗が発生する可能性があります。
以下はいくつかの一般的なめっきの失敗例と、それに対する対策です。
1. めっきの剥離
原因:
① 基材の表面が適切に清浄化されていない。
② 電気めっき液の成分が不適切。
③ 過度な電流密度や電圧が使用されている。
対策:
① 基材の表面を十分に洗浄し、酸化物や油分を除去する。
② 電気めっき液の組成を適切に調整し、定期的に分析を行う。
③ 適切な電流密度と電圧を維持する。
2. めっき層の不均一性
原因:
① 不適切な攪拌やめっき液の循環が行われている。
② 基材の形状が複雑で、めっき液が均一に接触しにくい。
対策:
① めっき液の攪拌や循環を適切に行い、めっき液の均一な分布を確保する。
② めっきプロセス前に、複雑な形状の基材に対するめっきの計画を立て、適切な治具を使用する。
3. ピンホールやクラック
原因:
① めっき液の不純物や、めっきプロセス中のガスの発生。
② 過度なストレスがめっき層にかかることによる。
対策:
① めっき液を定期的に濾過し、不純物を取り除く。
② 適切な添加剤を使用して、ガスの発生を抑制する。
③ めっき層にかかるストレスを低減するため、めっき条件を最適化する。
4. めっき層の薄さや過厚
原因:
① 電流密度が不均一であるか、設定が不適切である。
② めっき時間が長すぎる、または短すぎる。
対策:
① 電流密度を均一に保ち、適切な設定を行う。
② めっき時間を適切に調整し、必要に応じてリアルタイムで厚さをモニタリングする。
5. めっきの変色
原因:
① めっき液中の金属イオンの酸化や不純物による。
② めっき後の処理が不十分である場合。
対策:
① めっき液の成分を管理し、酸化防止剤や還元剤を適切に使用する。
② めっき後の洗浄や酸洗いを適切に行い、変色を防ぐ。
これらの対策を実施することで、めっきの品質を向上させ、失敗を防ぐことができます。
硬質クロムメッキ 硬質くろむめっき 硬質クロム鍍金
■ 対応可能なめっき処理
① 硬質クロムメッキ
② 無電解ニッケルメッキ
③ 銅メッキ
④ 銀メッキ
⑤ 半光沢ニッケルメッキ
⑥ 錫メッキ
⑦ オーバーレイメッキ
⑧ 鉛メッキ
近畿防蝕株式会社
兵庫県三木市別所町近藤中川原248-7
TEL:0794-82-0096
FAX:0794-82-9020
http://kinki-boushoku.co.jp
会社名 |
近畿防蝕 株式会社 (きんきぼうしょく) |
エミダス会員番号 | 87574 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 三木市 |
電話番号 | 0794-82-0096 | FAX番号 | 0794-82-9020 |
資本金 | 2,700 万円 | 年間売上高 | 90,000 万円 |
社員数 | 57人 | 担当者 | 古塚 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 電子部品 |
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