造船
当製品に、無電解ニッケルめっき加工。
無電解ニッケルメッキ加工とは?
文字通り電気を使用しないでめっき処理を行うことです。
メッキ液に含まれる還元剤の酸化によって放出される電子により、液に含浸することで被メッキ物に金属ニッケル被膜を析出させます。
めっきの膜厚が均一につくため(めっき液が浸漬していれば)「複雑な形状」、「寸法精度を有するもの」に適しています。
このようなメッキ方法は、カニゼンメッキとも呼ばれます。
電気メッキのニッケルメッキよりも硬く、更には熱処理を加えることで、硬質クロムメッキに匹敵するぐらいの硬さに変化します。
■特徴
・耐食性に優れている。
無電解ニッケルメッキは、P(りん)濃度が高まると、非晶質になるので、結晶質の電気ニッケルメッキに比べ、耐食性に優れた被膜が得られる。
・液の安定性に優れている。
・素地全面にメッキができる。
・均一な膜厚が保てる。
・熱処理により高硬度になる。
めっき後の硬度も最も一般的な中リンタイプの無電解ニッケルメッキの場合、およそ500HV程度であるが、熱処理をすることにより結晶質となることで硬度は上がります。300℃の熱処理をかけることで750HV以上となり、400℃で最も硬くなります。耐摩耗性目的で熱処理をして使われることが多いです。
・電気ニッケルメッキは、被めっき物が導電性のあるものしか対応できないので、絶縁体である樹脂などは不可です。
無電解ニッケルめっきは、電気を使わずに化学反応のみでめっきを析出させていくので、絶縁体でもめっき可能です。
通常の鉄素材から、前処理をほどこす事により黒皮品、製缶品も対応可。
最大2000Lまで処理可能です。
熱処理を実施する事でHV800~900程度まで硬度出せます。
部分めっき、マスキングにも対応可能です。
短納期対応(相談に応じます)
めっき槽:2,000(W)×2,000(L)×2,200(H)
★長年の経験により培われたマスキング技術、自社にて設計・製作する治具の製品技術には定評があり、通常では困難な部分めっき、複雑な形状の製品にも部分めっきが可能です。
☆硬質クロムメッキは7mまで対応。
無電解ニッケルメッキは5500l、2.2mまで対応。
また、ブラスト・研磨などの機械加工・各種めっき(硬質クロムメッキ、無電解ニッケルメッキ、電気ニッケルメッキ、亜鉛メッキ、銀メッキ、銅メッキ、錫メッキ)・仕上げまで社内で一貫加工が可能です。
だからこそ、短納期、低コストが実現できます。
お気軽にお問合せ下さい!!
お問い合わせ先
近畿防蝕株式会社
兵庫県三木市別所町近藤中川原248-7
TEL:0794-82-0096
FAX:0794-82-9020
http://kinki-boushoku.co.jp
会社名 |
近畿防蝕 株式会社 (きんきぼうしょく) |
エミダス会員番号 | 87574 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 三木市 |
電話番号 | 0794-82-0096 | FAX番号 | 0794-82-9020 |
資本金 | 2,700 万円 | 年間売上高 | 90,000 万円 |
社員数 | 57人 | 担当者 | 古塚 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 電子部品 |
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