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医療現場では、安全性と安定性が厳しく求められる中、筐体部品の精度や仕上がりは製品全体の信頼性を左右する重要な要素です。中でも医療機器用のアルミ筐体は、軽量かつ耐食性の高いA5052材が主に使用されており、外装としての美観と高い平面度、さらに正確な穴位置などが必要とされます。
設計者や開発担当者が直面するのは、「複雑形状に対応できる加工業者が見つからない」「黒アルマイト処理後の寸法ずれが生じる」「筐体内に実装する部品との干渉を防ぎたい」といった課題です。本記事では、A5052材の特性と高精度マシニング加工によるアルミ筐体製作のポイントを詳しく解説します。
◇A5052材とは?
A5052はマグネシウムを主成分とするアルミ合金で、耐食性・成形性・加工性に優れる素材です。溶接にも対応できることから、医療機器や精密機器の外装部品として広く採用されています。表面処理との相性もよく、黒アルマイト処理を施すことで、耐摩耗性と外観品質を高められます。
ただし、薄肉形状や広面積部品では、加工中の振動や応力で歪みが発生しやすいため、精度を維持するには高度なマシニング技術と工程設計が必要です。
◇医療用筐体加工における3つの課題
1. 薄肉部の反り・歪みを防ぎつつ寸法精度を確保
2. 多数のねじ穴・取り付け穴を正確に配置
3. 表面処理後の寸法変動を考慮した加工管理
これらに対応するためには、専用治具によるクランプ技術や、CAM段階でのツールパス最適化、さらには後工程での外観チェック体制が整っている加工体制が欠かせません。
◇加工プロセスと実施内容
アイジェクトでは、A5052材による医療筐体の加工で以下のような手順を採用しています。
・三次元CADデータから形状と公差を確認
・5軸マシニングセンタを使用し、ワンチャッキングで全体形状を高精度切削
・薄肉部の振動抑制に適した治具と加工順序を設計
・加工後はバリ除去と検査を経て、黒アルマイト処理へ
・アルマイト後も再検査を行い、要求仕様とのズレを確認
こうした一連のプロセスにより、外観品質と機能性を両立する医療機器用筐体の安定供給を実現しています。
◇実績と対応範囲
A5052製筐体は、ポータブル医療機器、画像診断装置の周辺ユニット、制御ボックスなどでの納入実績があります。数量は試作1個から量産100個規模まで対応可能。顧客の図面が不完全でも、構造提案や干渉チェックなどの技術サポートも行っています。
また、外観検査では光沢ムラや微細な擦り傷をチェックし、医療現場にふさわしい品質基準を満たすよう運用を徹底しています。
◇まとめ
医療機器用アルミ筐体は、外観品質・寸法精度・耐久性のすべてが求められる高要求部品です。A5052材に精通し、マシニングから表面処理・検査までを一貫して管理できる体制が、信頼性の高い製品提供につながります。
高平面度と見た目の両立が必要なアルミ筐体部品にお悩みの方は、ぜひ専門対応が可能なパートナーにご相談ください。
◆お問い合わせ先
株式会社 アイジェクト
〒350-1202
埼玉県日高市駒寺野新田251-14
TEL:042-989-8941(代表)
FAX:042-989-8952
URL:https://www.i-ject.com/
| 会社名 |
株式会社 アイジェクト (あいじぇくと) |
エミダス会員番号 | 87505 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 埼玉県 日高市 |
| 電話番号 | 042-989-8941 | FAX番号 | 042-989-8952 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 16人 | 担当者 | 戸口儀隆 |
| 産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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