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【ERINとは何か】
ERINは、常温セラミックコーティング技術を用いた高機能表面処理です。六価クロムを一切使用せず、環境負荷を大幅に低減しながら、高い耐摩耗性・絶縁性・耐熱性を実現しています。基材に常温で微粒子を衝突・圧着させるエアロゾルデポジション(AD)法を応用し、膜厚1~6μm(一般的には1~2μm)で高密着なセラミック皮膜を形成します。
【半導体関連部品に最適な理由】
ERINは真空環境下でもアウトガス(揮発性ガス)がほとんど発生しない特性を持ち、半導体・電子部品製造装置などのクリティカルな工程において極めて有効です。従来のDLCやTiNなどと比較しても、耐摩耗性に優れ、摺動部品の寿命延長や精度維持に寄与します。また、絶縁性にも優れており、基板検査装置など電気的干渉を避ける必要がある装置にも適しています。
【ERINの性能と耐久性】
ERINはHV1000~1400という高硬度を誇り、JIS H8503準拠の摩耗試験においてTiNやDLC、HCrよりも優れた耐摩耗性を確認済みです。中性塩水噴霧試験でも高い耐食性を発揮し、長期間にわたり安定した性能を維持します。さらに、-70℃~750℃までの広範な温度変化に対応し、冷熱衝撃試験においても皮膜の亀裂やピンホールは一切発生しませんでした。
【絶縁特性とアウトガスフリー性】
2.5μm厚の皮膜で絶縁抵抗値は2.1×10⁹Ω(200V印加時)、破壊電圧は300Vを超え、電気絶縁性が求められる用途でも安心して使用できます。真空下での試験においてもアウトガスの発生が極めて少なく、クリーンルーム環境下や真空搬送系統などへの応用にも最適です。
【対応サイズと柔軟な成膜対応】
ERINは成膜可能サイズも広く、横幅800mm、高さ200mm、奥行300mmに対応しています。内径成膜にも対応し、Φ26以上の貫通穴であれば長さ500mmまで成膜が可能です。部分マスキングも柔軟に対応でき、必要な箇所だけに成膜を施すことが可能です。
【代表的な適用例】
- 半導体製造装置の摺動部品(耐摩耗・アウトガスフリー目的)
- 基板検査装置の部品(絶縁性強化)
- ステンレス素材への耐薬品性向上処理
- DLC代替としてのシャフト部品寿命延長
【豊富な製造ラインと対応力】
ERINは国内3拠点(福井・山形・岐阜)に合計14ラインを構え、量産対応にも優れています。各拠点には専門人員が在籍し、製品の特性に合わせた最適な処理が可能です。設計段階から加工、洗浄、成膜、検査まで一貫対応することで、高品質かつ短納期を実現します。
【他技術との比較】
DLCやTiNは高温処理が必要なため、熱変形のリスクがあり、寸法精度に影響する可能性があります。ERINは常温処理のため熱歪みがほとんどなく、精密部品や寸法精度が重視される製品に最適です。また、クロムフリーのため、環境規制への対応にも優れています。
【まとめ】
ERINは、耐摩耗性・絶縁性・アウトガスフリーといった多様な性能を併せ持ち、特に半導体関連部品への適用において高い効果を発揮します。環境対応と高機能を両立したこの常温セラミックコーティングは、装置性能の向上と維持に貢献する最先端技術といえます。
【お問い合わせ先】
豊実精工株式会社
〒501-3303 岐阜県加茂郡富加町羽生2146-2
TEL:0574-55-0180
URL:https://www.hojitsu.co.jp/
| 会社名 |
豊実精工 株式会社 (ほうじつせいこう) |
エミダス会員番号 | 84566 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 岐阜県 加茂郡 |
| 電話番号 | 0574-55-0180 | FAX番号 | 0574-55-0185 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 260人 | 担当者 | 山田 正也 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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