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長年稼働している製造設備には、今でも信頼性の高いリレー制御(シーケンス制御)が使われていることがあります。しかし、生産効率の向上や安全対策強化のために「センサーを追加したい」「自動化を進めたい」という課題が出てくることも少なくありません。
本記事では、リレー制御盤へのセンサー追加や改修を検討する際に、現場責任者や経営層が知っておくべきポイントを、具体的な事例をもとにご紹介します。
1. なぜ古い制御盤の改修は「特殊な対応」になるのか?
現在の主流であるPLC(プログラマブルロジックコントローラ)制御と、昔ながらのリレー制御では、根本的な仕組みが異なります。
制御方式 / 仕組みのイメージ / 論理変更の容易さ
PLC制御 / パソコンにプログラムを書き換える / 簡単(ソフト修正)
リレー制御 / 配線や物理的な部品の組み合わせ/ 手間がかかる(配線・部品変更)
リレー制御盤にセンサーを追加するということは、「既存の配線図(プログラム)に新しい配線を物理的に追加する」作業です。PLCのようにソフトを書き換えるだけ、というわけにはいかないため、ノウハウと時間が必要になります。
2. 改修プロジェクトで最初に直面する課題
リレー制御盤の改修を依頼する際、多くのケースで以下の2つの課題に直面します。これらが、コストと納期に大きく影響します。
A. 設計図書(取説・回路図)の欠如
古い設備の場合、そもそもオリジナルの回路図や取扱説明書が残っていないことが非常に多いです。
影響: 既存の動作を把握するために、技術者が制御盤内の配線を一本一本追いかけ、動作を解析する(現状解析)時間が必要になります。
対策: 依頼する際は現状解析の必要があります。
B. 既存回路を活かした「組み込み」の難しさ
新しいセンサー信号を既存の動作条件に追加するには、どこに新しい部品(中継リレー)と配線を挿入するかを慎重に判断しなければなりません。
誤接続のリスク: わずかなミスでも、既存の動作不良や故障につながるため、リレー制御の専門知識が不可欠です。
対策: 「リレー制御盤改修経験がある」業者を選ぶことが、成功への最大のポイントです。
3. センサー追加を成功させるための進め方(3つのステップ)
現場の設備にセンサーを追加する際は、以下のステップが必要です。
ステップ1: 新しい動作条件の「明確化」
最も重要なのは、**「センサーがONした時に、設備がどう動いてほしいか」**を明確に定義することです。
例: 「ワークがこの位置にない場合は、モーターを止めたい」
ポイント: 既存の動作と新しいセンサーの信号が**AND条件(〜かつ〜)**なのか、**OR条件(〜または〜)**なのかを具体的に決めます。この定義が、改修の設計図となります。
ステップ2: 既存回路への「中継リレー」の追加
専門的な話になりますが、追加するセンサーの信号は、補助リレー(中継リレー)を介して既存の回路に接続してもらうように依頼しましょう。
理由: センサーの繊細な信号で、直接古い回路を駆動させるのは危険です。間に丈夫な補助リレーを入れることで、既存回路を保護し、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。
ステップ3: 動作確認
改修が完了し、新しい動作条件が満たされていることを確認します
将来への投資: 今回の改修した図面を作成し、次回のメンテナンスや改修時の大きな財産となり、コスト削減につながります。
▼まとめ:古い設備の改修は「専門家」に相談を
古いリレー制御盤の改修は、PLC改修に比べて手間がかかる分、技術者の経験とノウハウが結果を大きく左右します。
コストだけを追求せず、信頼できる専門業者を見つけましょう。
図面がなくても、現状の動作解析から対応できる業者を選びましょう。
適切な対応を行えば、古い設備でも最新のセンサー技術を取り込み、安全性と生産性を飛躍的に向上させることができます。
追加や交換に関する下記記事も参照ください
古いリレー制御盤にセンサーを追加すると何が難しい?(電気制御・リレー制御)
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/263078/
その古いアクチュエータ、交換費用の「隠れた真実」を知っていますか?
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/263286/
部品交換工事の重要性と効果
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/235007/
アキュームレータ 交換⼯事【高所にある場合も対応】
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/207808/
部品交換工事:シリンダやガイドブッシュ
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/195711/
ブラダ型アキュームレーターのブラダ交換⼯事
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/207363/
◆ティーエイチエーの取り組み
株式会社ティーエイチエーは、自社製作による装置や治具を通じて、製造現場の品質安定と工程最適化に貢献しています。またこれまでの実績を生かした、普段なかなか取組ができない、装置保全などの取り組みを行っており、突然の故障や装置寿命延長、組立品質の均一化と不良率の低減をサポートしています。検査と品質向上におけるティーエイチエーの技術とノウハウは、製造業を成功へと導くための確かな基盤となります。
【企業情報】
株式会社ティーエイチエー
所在地:〒444-0843
愛知県岡崎市江口二丁目5番地4
TEL:0564-53-4052
FAX:0564-53-8024
HP:https://tha-inc.net/
| 会社名 |
株式会社 ティーエイチエー (てぃーえいちえー) |
エミダス会員番号 | 83727 |
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| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 岡崎市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 10人 | 担当者 | 新富 孝志 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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