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潤滑油フリーで環境に優しい高精密金型を実現する無給油摺動部品の試作開発
導入メリット/技術区分 : コストダウン ランニングコスト削減 高機能化 量産性向上 耐熱性向上
開発の目的
摺動部の摩擦によるかじり・焼きつき現象を予防・改善するために多くの機器で潤滑油を継続的に使用している。環境問題への対応として、固形潤滑剤をスパイラル形状で埋設し、高強度かつ潤滑油を使用しない高精密金型用の摺動部品の開発を目的とする。
より詳細な情報はこちら↓
http://kk-takano.co.jp/takanooil-less_technology/oil-less-_product_information/benefits_of_the_oil-less_pin_shaft/
開発の効果
高精密金型による生産において、潤滑油を大幅に低減し環境問題への対応を図るとともに、生産中のメンテナンス数を低減し、生産性向上を図ることが可能。
現行品との比較
現行品
油溝付きストリッパガイドピン
油溝への潤滑油やグリスの定期的な塗布により、かじり・焼きつきを防止する、プレス金型用ストリッパガイドピン。頻繁なメンテナンスと多量の潤滑油の使用が必要であった。
開発品
高精密金型用 スパイラル無給油ガイドピン
固形潤滑剤をスパイラル形状に埋設することで、潤滑油の低減と強度の向上を図り、高精密金型における摺動部のクリアランス減少による摩擦に対応できる摺動部品を実現した。
