＜バリとは＞
板金加工業では、パンチ、レーザー切断、シャー切断、切削加工など、金属を加工した際には必ずと言っていいほど切断面にシャープエッジやトゲ状の鋭利な端面が発生します。
通常、このトゲ状の鋭利な端面を「バリ」と表現します。

＜バリの除去作業＞
バリの除去作業は作業者によってサンダー、リュータ、ワイヤカップ、またはヤスリ等の工具を用いて行いますが、この方法では熟練度によって取れ方にムラが発生します。
また、第一に回転工具の使用により作業者が怪我をしたり、飛散した異物が目に入ってしまう危険があり、ヒヤリハット事例では常に上位に位置する作業となります。　
他にも研磨の際に発生する粉じんを吸い込んだり作業者の健康・安全面での不安が付き物です。

＜バリ取り機とは＞
上記のバリの除去作業を、作業者のスキルを問わず均一に、かつ作業者に安全に行えないかと考えて開発されたものです。
弊社のバリ取り機とは、コンベア上にワークを並べるだけで装置内の旋回・揺動式ロータリーブラシによりバリを自動で、均一に除去するものです。
　メタルエステでのバリ取り作業は、バリ取り機のコンベア上に、ワークを載せるだけですので、熟練作業員の必要がありません。バリ取り作業は、扉で仕切られた研磨室内で行われるので、安全に行われます。
　また、研磨室内からの排気にはオプションとして集塵機を用意しているので、工場内環境はもちろん、工場外環境にも配慮しています。弊社は集塵機メーカーでもあります。

従来の手作業でのバリ取り作業から比較しても飛躍的な作業効率アップをお約束します！