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■超精密円筒コロ [SUJ2:ベアリング鋼,高炭素クロム軸受鋼製]
JIS B1056 クロスローラー,針状ころ,省スペースでは扁平(薄型)ローラー
サイズ:量産D/5mm以下 試作D/12mm以下
外径精度:最高精度/外径0.0005mm(0.5μm) 一般精度/外径0.001mm(1μm)
硬度:HRC60以上(ズブ焼き,高周波焼き,浸炭)
材質:SUJ2はじめステンレス全般SUS440C SUS304
【豊富な加工技術】
□切削(NC自動機,切削二次加工,カム式自動機,高速切断プレス)
□研磨(外径研磨,内径研磨,球面(丸面)研磨)
□研削(両頭端面研削,平面研削,ロータリー研削)
□熱処理(光輝焼入れ,真空焼入れ,サブゼロ,高周波焼入れ,浸炭焼入)
□表面処理(ガス軟窒化,塩浴軟窒化(イソナイト),パシペーション)
□精密微細アッセンブリ(精密圧入)
【オリジナル製品】
□材質:SUJ2(高炭素クロム鋼)SUS全般(SUS440C SUS420 SUS304 SUS316 SK4)
□円筒コロ,針状コロ,棒状コロ,クラウニングローラー,ニードルローラー,薄型ローラー(扁平形状)
□ニードルピン,ノックピン,溝付きピン,ダウエルピン,平行ピン,球面(丸面)ピン
□精密シャフト,鏡面シャフト,高精度研磨シャフト,極小小径ピン
【特殊熱処理:サブゼロ処理とは】
■サブゼロ処理とは、鉄鋼材料に施す熱処理方法のひとつで、その目的は複数あり、材料の硬さをさらに上げ硬度の均一化,寸法を安定させる,耐摩耗性を上げる,経年変化を防止する,着磁性を上げるといったことが挙げられます。サブゼロのことを、零下処理や、深冷処理という言い方もなされます。端的にいえば、焼き入れを行った鋼材を0℃以下で急冷する処理です。
サブゼロ処理の原理は、焼入れ処理によって鋼の持つ金属組織をマルテンサイトに変えてやることで、鉄鋼の硬度は飛躍的に向上します。この過程で、マルテンサイトに変わらずに残っている「残留オーステナイト」を完全にマルテンサイトへ変態させるため、焼き入れ直後に急冷するというものです。
■サブゼロ処理はなぜ必要か?
鉄鋼材料の金属組織は、高温での焼き入れによってマルテンサイトと呼ばれる組織に変わり、安定した硬さ、経時変化を示しますが、焼き入れた際には、マルテンサイト化しきれず残留オーステナイトと呼ばれる金属組織が残ってしまうことがあります。この組織はきわめて不安定で、時間がたつと時効効果と呼ばれる現象により、マルテンサイト化して体積がかわり、寸法が変わってしまうことがあります。
この現象は、ハイカーボンスチールと言われる高炭素鋼ほど発生しやすく、したがって高級刃物や包丁等をはじめとする硬さを重視したものではサブゼロ処理の必要性が高いといえます。また、金型やブロックゲージなど寸法変化が死命を分かつような用途でもサブゼロ処理が必要といわれる所以です。
■サブゼロ処理の温度
焼入れ直後に0℃以下に冷却する処理であることからサブゼロの名称がついており、温度が低くなればなるほど耐摩耗性が向上する特徴を持ちます。実際には、焼入れ直後に急激に冷却すると、サブゼロ・クラックと呼ばれるヒビが鋼材に生じることがあるため、100℃程度の湯で戻してから冷やすこともあります。
サブゼロ処理は、一般に-60℃~-100℃程度の温度まで下げるのがよいとされますが、これよりもさらに低い、超サブゼロ処理と呼ばれる手法もあります。こちらは液体窒素を用いて-160℃~-200℃前後まで下げる手法で、耐摩耗性の大幅向上に効果があることが知られています。
精密転動体は、回転系,直動系ベアリング,リニアガイド,減速機,サイクロ減速機,インデックステーブルスライドテーブルに使用。円筒コロ(シリンドリカルローラー)は、インデックス、減速機、自動車、風力発電機、鉄道、産業機器用に使用され、決められた線を中心とする剛体回転を容易にし、ローラーと軌道が線接触することにより、円筒コロ(シリンドリカルローラー)を転動体とするベアリングは、小さなパッケージで大きな負荷に対応することができる。
また、締結用の位置決めピンとしての使用も可能。
会社名 |
瑞井精工 株式会社 (みずいせいこう) |
エミダス会員番号 | 80885 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 茨城県 常陸太田市 |
電話番号 | 0294-82-2241 | FAX番号 | 0294-82-2251 |
資本金 | 1,200 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 70人 | 担当者 | 井上 雅弘 |
産業分類 | 産業用機械 / 輸送機器電装品 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
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