生産設備
【その精度、本当に必要な公差になっていますか】
大型フレーム構造では、図面に記載された厳しい公差が前提となり、高額な設備加工が必要になるケースがあります。
本製品は、マテハン向け自動搬送装置の取り出しフレームです。1000mm超のサイズに対し、当初は穴ピッチ±0.1mmという高精度要求が設定されていました。この条件では門型マシニングセンタ加工が必要となり、コストが大きく膨らむ状態でした。
精度は重要ですが、使用条件に対して過剰になっていないかを検討することが、コスト最適化の第一歩です。
【製品概要】
・製品名:搬送装置の取り出しフレーム
・素材:SS400(鉄)
・板厚:4.5mm 9mm 12mm 角パイプ
・業界:搬送装置・マテハン
・加工方法:レーザー切断加工・曲げ・ガスシールド溶接
・寸法:1300×1000×800mm
【精度の意図を整理し公差を再設計】
図面通りに加工するのではなく、穴ピッチ±0.1mmの必要性を確認しました。
取付条件や組立公差、実際の使用環境を整理した結果、±0.5mmで機能上問題がないことを共有しました。
公差を見直したことで、門型マシニングセンタ加工が不要となり、レーザー切断と溶接主体の工程へ変更しています。
【大型SS400溶接構造の精度管理】
板厚4.5mm・9mm・12mmおよび角パイプを組み合わせた1300mm級の大型フレームです。
溶接順序や拘束方法を設計し、溶接収縮を見越した加工を行っています。過度な後加工に頼らず、工程内で精度を確保する体制です。
【加工方法の選択がコストを左右】
大型構造品では、加工方法の選択がコスト構造に直結します。
必要以上の精度を維持するために高額設備を使用するのではなく、用途に合った公差設定と加工方法を選定することが重要です。
図面の意図を整理し、最適な工程へ再設計する提案を行っています。
【開発品・新規案件にも対応】
大型建築部材製造工場向けの自動搬送装置フレームなど、開発段階からの検討にも対応しています。
精度設定の妥当性確認、加工方法の見直しを含めた相談が可能です。
【活用例】
・自動搬送装置用大型フレーム
・1000mm超のSS400溶接構造品
・精度見直しによる加工最適化案件
・マテハン向け開発フレーム部品
【選定時に確認すべきポイント】
・指定公差が用途に対して適正か
・大型溶接構造の精度管理体制があるか
・加工方法の再設計提案が可能か
・レーザーから溶接まで一貫対応できるか
加工コストが想定より高い場合、公差設定そのものに改善余地がある可能性があります。
【まとめ】
SS400製マテハン向け自動搬送装置フレームでは、穴ピッチ公差を再検討し、加工方法を最適化することで高額設備加工を回避しました。大型溶接構造品でも、精度とコストのバランスを踏まえた工程設計が可能です。
大型フレームや開発品で公差設定や加工方法に課題がある場合は、図面段階からの相談に対応しています。
【お問い合わせ先】
株式会社岩本鉄工所
〒923-0835 石川県小松市吉竹町タ33番地
TEL:0761-22-1486
FAX:0761-21-7701
URL:https://www.tk-iwa.jp
溶接板金加工.com:https://yousetsubankinkakou.com/
| 会社名 |
株式会社 岩本鉄工所 (いわもとてっこうしょ) |
エミダス会員番号 | 79122 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 石川県 小松市 |
| 電話番号 | 0761-22-1486 | FAX番号 | 0761-21-7701 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 48,100 万円 |
| 社員数 | 35人 | 担当者 | 岩本 純一 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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