建設機械部品
建設機械の作業機構には、耐久性と高精度を兼ね備えた構造部品が必要とされています。今回は、ホイールローダーの作業機レバー用として使用されるスチール製の支持ブラケットを紹介します。本製品はボスの同軸度が求められる部品でありながら、完品溶接によって後加工を省略し、加工工程の短縮とコスト削減を実現しています。
【製品概要】
・製品名:支持ブラケット(ホイールローダーの作業機レバー用)
・業界:建設機械部品
・素材:スチール(板厚:3.2mm、4.5mm、6.0mm)
・加工方法:曲げ、完品溶接
・寸法:300×300×300mm
【完品溶接による工程短縮】
通常、同軸度を求められる部品は、溶接後に機械加工を行い寸法精度を確保する必要があります。しかし、この手法では時間がかかり、チャッキングなどの段取り作業が複雑になります。今回の支持ブラケットでは、各部材ごとに精度出しを行ってから溶接を実施する「完品溶接」を採用しました。
この方法により、溶接後の仕上げ機械加工が不要となり、以下のようなメリットが得られます。
・加工時間の短縮
・加工コストの削減
・製品の再現性向上
・歪みやズレの発生抑制
【構造と加工の工夫】
ボス部分は、同軸度の確保が求められる重要部位です。完品溶接の際には、事前に機械加工を施したボス部材を使用し、組立時に専用ゲージで位置決めすることで、後加工不要な高精度な製品を実現しました。
また、全体構造は複数の異なる板厚材(t3.2、t4.5、t6.0)を用いた構成になっており、それぞれの部品が相互に組み合わさる設計となっています。曲げ加工には数値制御ベンダーを使用し、部品ごとのバラつきを抑えています。
【活用分野と量産対応】
本製品はホイールローダーに搭載される作業機レバーの基部として使用されます。過酷な使用環境においても安定した精度と強度を発揮する必要があります。また、1個単位から中ロット(100個程度)までの生産対応が可能で、特注仕様や試作品の対応実績もあります。
【まとめ】
支持ブラケットのような高精度構造部品において、完品溶接は加工工程の合理化と精度確保を両立する有効な手法です。後加工不要で同軸度を確保し、組立性やコストパフォーマンスにも優れるため、建設機械業界をはじめとする様々な分野での活用が期待されます。
【お問い合わせ先】
株式会社岩本鉄工所
石川県小松市吉竹町タ33番地
TEL:0761-22-1486
FAX:0761-21-7701
URL:https://www.tk-iwa.jp/
溶接板金加工.com:https://yousetsubankinkakou.com/
| 会社名 |
株式会社 岩本鉄工所 (いわもとてっこうしょ) |
エミダス会員番号 | 79122 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 石川県 小松市 |
| 電話番号 | 0761-22-1486 | FAX番号 | 0761-21-7701 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 48,100 万円 |
| 社員数 | 35人 | 担当者 | 岩本 純一 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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