建設機械部品
建設機械に使用されるブラケット部品は、強度・剛性・寸法精度のすべてが求められる重要な構造部品です。今回は、スチール(鉄)製で板厚3.0mmおよび4.5mmの中厚板を使用し、深曲げ加工・穴あけ・溶接を組み合わせて製作したブラケットの事例をご紹介します。構造上、加工の順序と精度管理が重要な製品であり、岩本鉄工所の加工技術とノウハウが活かされています。
【製品概要】
・製品名:建設機械用ブラケット
・素材:スチール(鉄)
・板厚:3.0mm、4.5mm
・業界:建設機械
・加工方法:深曲げ、穴あけ、溶接
・寸法:400×400×300mm
このブラケットは、建設機械の可動部や固定部の接続箇所に使用される構造部品です。高荷重がかかる環境で使用されるため、曲げ部の強度と溶接部の剛性が重要になります。板厚の異なる部材を組み合わせるため、熱歪みや加工精度の管理が必要な製品です。
【深曲げ加工のポイント】
本製品では、穴あけ加工を行った部材に対して深曲げ加工を施しています。通常、穴付近の曲げは板の割れや変形のリスクが高まるため、高い曲げ技術が要求されます。岩本鉄工所では、以下のような方法で安定した品質を確保しています。
・曲げ工程前に板厚・曲げ半径を考慮した金型選定
・穴位置と曲げ位置の干渉を回避する板取り設計
・角度センサー付きプレスブレーキによる角度補正制御
・複数回に分けた段階曲げによる割れ防止
これらの対策により、割れや歪みを抑えながら高精度な曲げ加工を実現しています。
【溶接工程での工夫】
本ブラケットは複数の溶接箇所を持ち、各部の強度を確保する必要がある構造です。特にトーチの入射角度が制限される部位では、加工順序の最適化が品質確保に直結します。弊社では、次のような工夫を行っています。
・トーチの入りやすい位置から段階的に溶接
・仮付け時に治具で位置を固定し、歪みを防止
・応力が集中する部位は溶接ビードを細かく分割
・溶接後に仕上げ研磨を実施し、見た目と強度を両立
これにより、溶接の熱による歪みを最小限に抑えつつ、溶け込みの安定した溶接構造を形成しています。
【強度と精度の両立】
深曲げと溶接を組み合わせると、部品全体に残留応力が発生しやすくなります。弊社では、設計段階で溶接順序と冷却時間を最適化することで、応力の分散と形状安定化を実現しています。また、寸法公差±0.5mmを確保しつつ、溶接後の反りや変形を防止するために拘束治具を使用しています。
建設機械向け部品では、溶接ビードの強度確認も重要です。弊社では、実績データに基づいたビード形状管理を行い、必要な脚長・のど厚を確実に確保しています。
【岩本鉄工所の対応力】
岩本鉄工所では、製缶板金加工において以下の特徴を持っています。
・厚板・中厚板の曲げ、溶接、機械加工まで一貫対応
・治具・金型を社内で内製化し、短納期にも柔軟に対応
・建設機械・産業機械向けなど、構造部品の製作実績多数
・小ロットから量産まで安定した品質管理
さらに、製品ごとの使用条件に合わせた加工順序や構造提案(VE/VA提案)も行っています。今回のブラケットでも、曲げと穴あけの工程順序を見直し、製造時間の短縮と品質の安定化を実現しました。
【まとめ】
本事例のブラケットは、板厚3.0mmおよび4.5mmのスチール材を使用し、深曲げ・穴あけ・溶接を組み合わせた高精度板金製品です。岩本鉄工所では、曲げ・溶接・組立の一貫対応により、精度と強度を両立した加工を実現しています。
強度が求められる製缶板金品や、溶接歪み・深曲げに関するお困りごとがございましたら、ぜひ弊社までご相談ください。最適な加工方法とコストダウン提案を含め、安定した品質の製品をご提供いたします。
【お問い合わせ先】
株式会社岩本鉄工所
石川県小松市吉竹町タ33番地
TEL:0761-22-1486
FAX:0761-21-7701
URL:https://www.tk-iwa.jp/
溶接板金加工.com:https://yousetsubankinkakou.com/
| 会社名 |
株式会社 岩本鉄工所 (いわもとてっこうしょ) |
エミダス会員番号 | 79122 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 石川県 小松市 |
| 電話番号 | 0761-22-1486 | FAX番号 | 0761-21-7701 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 48,100 万円 |
| 社員数 | 35人 | 担当者 | 岩本 純一 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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