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架空送電線ラッピング用 自動走行ミシン
導入メリット/技術区分 : 工法転換 工程短縮 / 工数削減 軽量化
開発の目的
古くなった架空送電線の張り替え工事において、撤去する電線から腐食したグリスや経年劣化した難着雪リングなどが線下に落下することがあった。
落下物を防止するため長距離の電線を布でラッピングしてから工事に入ることができれば、苦情や事故を防ぐことができる。
開発の効果
装置は分割式を採用し、鉄塔上部で約10分で設置可能。
走行装置、縫製装置、ラッピング装置から構成、リモートコントロール/バッテリー駆動式。
通行量の多い一般道や高速道路や住宅密集地での公衆事故や苦情を防止することができる。
なお装置は工法・操作指導と一体化したもので、（株）かんでんエンジニアリングさまで販売しています。
「キャッチ金車工法」と合わせてのシナジー効果があります。
（「キャッチ穴車工法」・・・経年劣化電線の張り替え工事中に万が一断線しても、電線をつかむ機能を持った金車を用いて電線が落下しないようにした工法）
