【概要】
連続端子と連続端子挿入機の技術が高いレベルで一体となることで実現したシステムです。連続端子を一本ずつ切り離してプリント基板やボビンなど成形品に直接端子を挿入します。
連続端子には、基本仕様の範囲内であれば、端子の長さや太さを指定してもイニシャル費が不要な連続ピン端子と用途・目的に応じてカスタムにてプレス製作する連続タブ端子があります。連続ピン端子用端子挿入機は、据置型、卓上型、全自動型（カスタム）があり、端子をまっすぐに挿入する挿入ヘッドと９０度に曲げて挿入する挿入ヘッドを用意しています。連続タブ端子用端子挿入機は、カスタムにて対応いたします。
プリント基板同士をつなぐ電気的接続用の機構部品として、ボビンの巻線カラゲ用端子としてなど多くのお客様に採用され高い評価を得ています。

【用途】
・基板モジュールの外部接続用電気的機構部品として
・基板同士を水平、垂直に接続するための電気的接続用の機構部品として
・コネクター接続用の端子として
・巻線用ボビンのカラゲ端子として

【特長】
●連続ピン端子
・基本仕様の範囲内であれば、イニシャル費なしで、端子の長さ、太さの指定が可能
・用途に応じて、様々な加工を施すオプションも用意
・端子の先端は、ピラミッド形状になっており、端子挿入時にワークの下穴へのダメージを軽減
・圧入部にスター加工を施すことで、固着力アップ
●連続タブ端子
・用途・目的に応じてカスタムにて製作
●端子挿入機
・個片基板にすることなく集合基板状態で端子の挿入が可能
・インシュレーターが不要なダイレクト挿入ですので省スペース
・端子挿入冶具と違い端子を挿入するピッチや位置は、挿入機のプログラムで対応
●他
・ハンダ付けがリフローラインで完了できる工法が可能(条件あり)