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この度、株式会社組織改革の中間優さまのアイデア「ねがかりぼうず」の開発に携わらせていただきました。
【「ねがかりぼうず」とは?】
釣りに使用するルアーや仕掛けの根掛かりを防ぐために生まれた商品。
バネを使って糸を引く方向と逆方向に力を加えることで、釣り針の根がかりを外すことができる画期的な仕掛けです。
【釣りの課題から生まれた新発想】
釣りを楽しむ多くのアングラーが直面する課題の一つに、仕掛けのロスト問題があります。ルアーや仕掛けが根掛かりして回収できずに失われることは、コストの増加だけでなく、環境への影響も懸念され、そして何より釣りを楽しむ方のストレス問題もあります。
そこで、中間さまは「引っかかっても自力で回収できる仕掛け」を実現したいと考え始めました。
【二人三脚での具現化の過程】
アイデアが頭に浮かんだものの、その試作品は金属で製作する必要がありました。
当時は、どこに相談すればよいのすら分からない状況だったといいます。
そんな中、試作品の製作を依頼できる企業を探し、知人の紹介などを頼りに約15社へ相談しましたが、1/3は返答がなく、見積を提示してくれたのはその更に1/3程度。
最終的に、中間さまの奥様のご紹介によりキャステムへご依頼いただくに至ったようです。
中間さまはCADで作図する事など経験が無かったため、アイデアを伝える手段として紙粘土で形状を表現しました。それを受けたキャステムの担当営業は、紙粘土の試作品を基に金属化に向けた設計を行い、3Dデータを制作。その後、中間さまとキャステム技術者が協力しながら細部を調整し、最適な形状へと仕上げていきました。
試作の過程では、以下のような3つの改良が加えられました。
①強度を保ちながら軽量化する形状変更
②鋳造の特性を考慮した流動解析による設計最適化
③穴加工などの後工程を削減するための設計工夫
通常ロストワックス精密鋳造で試作品を作る際には金型を製作する必要があり、これには数カ月の時間と高額な費用がかかります。しかし、デジタルキャスト技術を活用することで、金型なしで迅速に試作が可能となり、短期間でコストを抑えた試作品を提供する事ができました。
【キャステムへのご依頼を決断された理由とは?】
他社と比較してキャステムの試作単価は最も高額でしたが、中間さまはキャステムへのご依頼を決断されました。
その理由は、「キャステムの担当営業が真摯に話を聞いてくれたから」ということでした。金属製品の製造経験がなく、手探りで試作品開発を進めていた中間さまにとって、紙粘土のサンプルからでも技術検討を行ってくれるキャステムの対応に大きな感動を覚えたと言います。
さらに、試作から量産まで可能な一貫生産体制とそれを見据えた技術提案ができる企業だったことも決め手となりました。
【量産化への道】
現在、この釣り具は試作評価を終え、量産品製造に入っています。ウェブ販売だけでなく、釣具店への展開も視野に入れており、プロの釣り人からも高い関心を集めています。
また、製品改良を進める中で新たなアイデアも生まれ、今後のラインナップ拡充も期待されています。
【デジタルキャストがもたらす可能性】
本事例は、個人のアイデアがデジタルキャスト技術によって具現化し、市場展開まで進むことを示しています。キャステムは単なる製造請負ではなく、「お客様の最良のパートナーでありたい」という想いのもと、アイデアの実現を全力でサポートします。
中間さまより、「知らなくても作れるということを、もっと多くの方に届けたい」とのお声もいただいています。デジタルキャスト技術は、これまで製造業に関わったことのない人々にも、新たな可能性を提供する技術です。
| 会社名 |
株式会社 キャステム (きゃすてむ) |
エミダス会員番号 | 77539 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 福山市御幸町 |
| 電話番号 | 084-955-2221 | FAX番号 | 084-955-2065 |
| 資本金 | 7,996 万円 | 年間売上高 | 846,600 万円 |
| 社員数 | 300人 | 担当者 | 松尾 一政 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 医療機器 | ||
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