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黄銅(真鍮)鍛造では、型から金属が押し出される際にバリ(余剰金属)が必ず発生します。
このバリを放置すると、製品性能や品質に大きく影響するため、バリ取りはほぼ必須工程です。
【バリを取る必要性】
1.寸法精度を確保するため
バリが残ったままだと、
・設計寸法から外れる
・嵌合部が入らない
・取り付けできない
といった問題が起こります。
特に黄銅鍛造品は精密部品として使われるケースが多いため、
精度への影響は大きいです。
2.製品の外観品質を向上させるため
バリは見た目に影響します。
真鍮部品は外観部品としても多く使われるため、
美観の確保も重要です。
3.安全性の確保(ケガ防止)
バリは鋭利で手を切りやすいため、
加工中・組立中・使用時に危険です。
→ 人身事故防止のためにも除去が必要です。
4.後工程での不具合を防ぐため
バリが残ると後工程で問題が出ます。
・メッキや研磨でムラが出る
・熱処理で酸化が広がる
・加工冶具に正しくセットできない
→ 製造ラインのトラブル防止に重要。
5.機能低下を防止するため
バリが残ると
・シール性の低下
・流体通路での流れ阻害
・接触面の摩耗
などの不具合につながることがあります。
黄銅鍛造部品は、バルブ部品・継手・水栓部品など
シール性能が重要な用途が多いため特に重要です。
【バリ取りのメリット】
~製品品質が安定する~
寸法精度・表面品質・機能が安定し、不良率が減ります。
~後工程がスムーズ~
加工やメッキでのトラブルが減り、
製造コスト削減につながることもあります。
~使用時の安全性向上~
手を切る危険がなく、信頼性もアップ。
~製品の信頼性・寿命向上~
密封性や摩耗特性が改善され、性能が長く維持できます。
【まとめ】
黄銅鍛造でバリ取りは必須工程です。
理由は、
・寸法精度
・外観品質
・安全性
・後工程の安定
・機能維持
これらを確保するため。
バリ取りはただの「仕上げ」ではなく、品質と信頼性を決定づける重要なプロセスです。
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