導入メリット/技術区分 : 高機能化 量産性向上 品質向上
●生活を支えるリチウムイオンバッテリー
携帯電話、パソコン、車、カメラ、電動工具・・・
小型・大容量・高速充電・広い温度帯・長時間使用が可能という特徴を持つ
リチウムイオンバッテリーは、私たちの生活のいたるところで、使用されています。
●求められる検査
リチウムイオンバッテリーを使う携帯用機器は電車や飛行機でも使用可能。
発火事故が重大な事故を招く恐れもあり、政府はメーカーの出荷前の規制が
不可欠として、電気用品安全法で国の基準への適合を義務付けられた
「特定電気用品以外の電気用品」に指定。
メーカーは設計・生産段階でのチェックに加え、製品完成後の自主検査も
国から求められている。
このような背景からリチウムイオンバッテリー釘刺し試験機の開発に至りました。
私たちの生活に欠かせないリチウムイオンバッテリー。
しかし、リチウムイオンバッテリーの構造上、十分な安全確保が必要不可欠です。
そこで、リチウムイオンバッテリーの安全性評価試験の一つである”強制内部短絡”の模擬試験を行うための装置が本試験機です。
山本金属製リチウムイオンバッテリー釘刺し試験機は、あらゆる条件のもと行い、データ採取することが可能です。
-4つの特徴-
①正確な温度測定を実現
→山本金属製リチウムイオンバッテリー釘刺し試験機に使う釘に大きな特徴があります。山本金属の高度な加工技術によ実現した釘内部へのセンサ挿入を可能にした形状です。これにより、強制内部短絡試験によりおこる発熱を、熱源に非常に近い位置で温度測定することが可能になります。
②多様な試験条件の設定が可能!!
→リチウムイオンバッテリーは、その利便性から多種多様な製品に使用されています。ということは、多種多様な使用環境を想定し試験を行う必要があります。そこで、山本金属製リチウムイオンバッテリー釘刺し試験機では、より安全性・信頼性を向上できるよう試験条件を多様に設定できます。
③圧壊試験もできます!!
→山本金属製リチウムイオンバッテリー釘刺し試験機は、”強制内部短絡試験”を行うための試験機ですが、リチウムイオンバッテリーの安全性評価試験の一つである”圧壊試験”にも対応することができます。油圧プレス機を使用していることから、釘にあたるパーツを圧壊用のパーツに取り換えることで実現できます。※最大100kNとなります。
④ケースの強度測定もできます!!
→釘の根元部分に圧力センサを設置することができる構造となっており、圧力センサを取り付けた場合、釘刺し時の荷重測定ができます。これにより、ケース及びセパレータの強度測定が可能です!!※ 圧力センサはオプション
ぜひHPもご覧ください。URL:http://www.yama-kin.co.jp/products/design/index3.html
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