航空機
2010年より、大阪工業大学と産学連携で超小型人工衛星の設計・開発に取り組んでいます。
その一つの形が、人工衛星"PROITERES"です。2012年9月にインド宇宙研究機関(ISRO)の相乗り衛星として打ち上げに成功しました。
山本金属は、骨組みや枠、伸展アーム、エンジン内部の制御機器ケース、ロケットへの固定台座、側面の太陽光パネル台座(CFRP)等を製作しております。
1. 軽量化への追求
人工衛星は、打ち上げ費用の制約で"軽量化"によるコストダウンが非常に重要です。"軽量化"するためには、出来るだけ材料を薄く・細くする必要があります。しかし、そこには2つの課題があります。"強度維持"と"加工歪み抑制"です。
2. 強度維持
ただ軽量化するだけでは、打ち上げ時の衝撃や宇宙空間での圧力に耐え得る構体は出来ません。
そこで、設計シミュレーション技術を高度化し、どのような加工を施せば軽量化しつつ強度を維持出来るのかを研究することで、この2つを両立させることに成功しました。
3. 加工歪み抑制
軽量化する際に、必ず課題となるのが加工歪みです。その歪みによる僅かな隙間が、人工衛星にとって致命的となるのは火を見るより明らかです。何故歪むのか、現象を把握した上で問題を論理的に考えることによりこの課題を解決しました。
応力による歪み抑制のために素材から見直し、さらに、応力を中和しつつ加工する工法を開発しました。
HPもご覧ください。http://www.yama-kin.co.jp/products/technology/index.html
会社名 |
株式会社 山本金属製作所 (やまもときんぞくせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 75753 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
電話番号 | 06-6704-1800 | FAX番号 | 06-6704-6582 |
資本金 | 25,850 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 320人 | 担当者 | 山本 憲吾 |
産業分類 | 産業用機械 / 輸送機器 / 医療機器 |
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて