ブローチ加工とスロッター加工は、いずれもキー溝、スプライン、角孔などを
加工する方法ですが、それぞれメリット、デメリットがあります。

【 ブローチ加工 】
　☆ メリット
　　　① 加工効率が良く、量産に向いている
　　　　 （ ブローチ刃を引き抜くことで、1 パスで加工終了 ）
　　　② 加工精度が安定している
　　　③ 自動化が可能 （ ロボットをつけることで無人運転が可能）
　★ デメリット
　　　① 刃具が高い （ 1 本あたり20万～。少量ではペイできない）
　　　② 刃具製作リードタイムが長い （ 2.5ヶ月～ほど ）
　　　③ 貫通孔があいている必要がある （止まり孔は不可）　（※１）

【 スロッター加工 】
　☆ メリット
　　　① 少量加工に向いている
　　　② 工具費が安い
　　　③ 止まり孔でも加工ができる
　★ デメリット
　　　① 加工効率が悪い （スプラインの場合、一歯ずつ削る必要がある）
　　　② 加工精度が安定しない （ 刃物は手研ぎであり、職人のウデに依存）

（※１）ジャパン・ミヤキでは、止まり孔のブローチ加工も形状次第で対応可能。
　　　ご相談ください。


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