弊社の微細・精密加工技術「ナノ・グラインド」は
超硬合金・セラミック・ダイヤモンドなどの硬質な難削材をダイヤモンド砥石や
ダイヤモンドパウダーを使って高精度・微細化する研削技術です。
その中でも製品の主要な品質規格である「外径精度」「真円度」「表面粗さ」において、
極めて高い加工精度を実現しており、1万分の1ｍｍ（サブミクロン）までの実績があるほか、
現在は1つランクＵＰした10万分の1ｍｍ（10ナノ）の研削精度を実現しています。

①超硬ミクロンピンです。髪の毛より細い直径0.05～0.09ｍｍ、長さ300ｍｍに微細研削された超硬細線です。これは、自動車の燃料噴射装置の噴射ノズルに欠かせないツールです。
②マニピュレーター装置の操作ピンです。ピンの先端部が0.001ｍｍ以下の寸法に仕上がっています。
③人工透析や家庭用燃料電池（エネファーム）向けの定量ポンプ・シャフトです。シャフトの表面が50ナノ以下の粗さに仕上がっています。
④ＬＥＤ向けの精密ノズルです。現在最小径φ0.08ｍｍの穴まで対応しています。これは、弊社の研削技術と微細穴加工技術を融合させ実現できたものです。
⑤微細穴加工のサンプルです。
⑥各種ダイヤモンド製品です。ダイヤモンド製ワークレスト、ダイヤモンド製Ｖレストは業界で初めて製品開発された製品です。ダイヤモンドをダイヤモンドで研削する技術に当社のノウハウがあります。