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2009年12月7日発行
板紙段ボール新聞に弊社の記事が掲載されました。
ご一読いただけると幸いです。
(以下、原文ママ)
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現状問い続け、改善・革新
共同で電気自動車開発も
段ボール刃物分野も段ボールの需要減を受け、量的な伸びは見られない。加えて、一部製品で価格メリットを前面に押し出した新規参入が増加するなど厳しい環境下だが、近畿刃物工業(株)の阿形清信社長は「肝心なことは、常に現状のままで良いか問い続け、改善・革新行動を起こすこと」と前を見据える、品質や対応力といった長所を更に伸ばすべく、開拓、人材育成、性能調査・研究に注力するとともに、このほど、電気自動車の量産化というユニークな取り組みを開始した。
●現状、いかがですか
6~9月は前年度比で2割程売上が減少した。現在は回復基調にあるが、不安定要因は多い。この1年は不況による需要減で、消耗品刃物である刃物生産も減った。加えて、主に段ボール超硬刃物で、国内他業種や海外からの新規参入が増えており、あくまでも在庫放出のための動きだと思われるが、価格の不安定さも見られる。
段ボール用超硬刃物は比較的種類も少ないことから、今後も状況に応じて、新規参入が増える余地は大いに残されているだろう。ただし、刃物自体の評価実績は、いまだ安定していないとの話も聞く。
当社の場合、段ボール刃物専門メーカーとして構築してきた経験と技術が、より発揮されるスロッター刃物(製箱機械用)の製造比率が高くなってきているのが現状だ。
●新規参入への対応策は
最終的にどこから購入するかの決定はお客様の判断となるが、当社としては顧客満足度を高めていく中で、独自の生きる道を追求する。価格面で、同様の対応をすることで、これまで築き上げてきた『当社らしさ』が失うことは避けたい。
折しも、今年、取引先やお客様80社程度を対象に、当社についてのアンケートを実施した。結果、「納期回答の遵守」「品質」「対応」の項目で、特に高い評価を頂いた。この結果は大いに参考にし、当社への期待に答えていきたい。
おかげ様で段ボール刃物専門メーカーとして50年やってこられた。その間に構築したインフラや、人の強さは大きな武器となる。まだまだ従来路線のまま、強く進むことができると確信している。
ただし、一方的な願いだけではお客様に伝わらない。現在、ユーザーニーズに即した開発を更に強化しており、切れ味や耐久性が特徴のスロッター用上刃物を投入する予定だ。また、今後も刃物の使用情報や加工技術情報の調査収集および公開、人材強化に注力する。
●ユニークな取り組みとして先頃、異業種メーカーと共同で、電気自動車(EV)を開発すると発表しました。
電器産業の集積地で知られている守口市、門真市の工業社によって構成される守口門真工業クラブで会長を務めており、そこでの活動がベースとなった。関西の特色ある中小企業3社と共同で「あっぱれEVプロジェクト」を立ち上げ、製品化に向け開発を進めている。来年初頭には、3輪カート型のEV車を試作し、最終的には100万円以下で販売する予定で、観光地用タクシーなどとしての利用を想定している。
元々「1トンもある自動車で、70キロ程度の人間を運ぶのは、もったいないのでは」という疑問を持っていたが、同様の考えを持つ人と巡り合ったことで話が進んだ。
当社は、これまで培ってきた技術を活かし、レーザー加工機による軽量化部品の製造を担当している。現状、レーザー加工機は、週3分の1程度しか稼働していない、有効活用できると判断した。加工部門の新分野との位置づけで、事業としての広がりを目指す。
●「景気は徐々に回復」とは言われていますが、まだまだ厳しい環境下です。
いつまで経っても「仕事がない」と嘆いたり、「会社が苦しいから、辛抱しろ」ではモチベーションは上がらない。社員が知識・知恵を持ち、前に進まなければならない。困難は伴うが、そこで耐えることができるか否かは大きな分かれ目だ。
器を持ち、その中に中身を精一杯注ぎ込むことで、次につなげていく。仕事が減少したというのはあくまでも結果であって、肝心なことは、「常に現状のままで良いのか」と問い続け、改善・革新行動を起こすことだと思う。その中で自ずと方向性は見えてくる。
人材育成の面では、「あきらめない気持ち」「ものづくりを通して顧客と喜びを共有できる素晴らしさ」「自分自身の役目」について伝えたい。そのために社員には「目標と結果」に関するレポートを提出させ評価している。書くことによって、恥ずかしいこと、情けないこと、誇れることなど自分が普段、意識していないことに「気付く」ことができる。
働くことは「気付き」の連続、何か気付いた時、どのような対処・行動をとれるかが重要だ。逆に、仕事をやる中で出来ない理由ばかり探して、自分自身にとって不利な状況から逃れようとする人間がいるが、そういう人が増えてきては会社がうまくいく道理がない。
これから残るのは小さくても逃げない会社だ。工場を見てもらってご意見を戴き、気付いたことは改善する。顧客満足に目を向け、刃を食いしばり、頑張っていく。ここに頼んだら間違いないと周りが感じてくれる会社に育てたい。
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近畿刃物工業株式会社
〒570-0003 大阪府守口市大日町3丁目33番12号
TEL:06-6901-1221 FAX06-6905-9713
E-mail:info@kinkihamono.co.jp
HP:http://kinkihamono.co.jp
| 会社名 |
近畿刃物工業 株式会社 (きんきはものこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 74871 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 守口市 |
| 電話番号 | 06-6901-1221 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 43人 | 担当者 | 阿形清信 |
| 産業分類 | 治工具 / 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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