地域のため、お客様のため、
そして一緒に働く社員たちのために
代表取締役 来山 尊
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◆環境への配慮と地域貢献を企業の使命として
私たち光陽産業が今の笠岡の地に根を下ろして半世紀以上。お客様のニーズにきめ細かく対応できる生産拠点を目指して事業の拡充に努めて今に至ります。その間、安定成長こそ経営者の役目と邁進してまいりましたが、企業の社会的責任という点では認識不足が否めず、その反省を生かすべく早速できることから取り組みを始めました。
まず、粉塵対策として熱処理後の工程であるサンドブラストという処理を廃止しました。次に、煙突から出る黒い煙や異臭については、使用する燃料を石油からクリーンなエネルギーの天然ガスに転換。今では有害物質はほぼ発生していません。
騒音対策としては、操業時の機械音は完全に無くすことはできませんが、操業開始時間を遅らせることで対応しています。24時間操業の工場に関しては、音を吸収する壁を採用して、外への音漏れを防止できる構造に変えていくことを検討しているところです。
今後、新しい工場を建設する際には、建屋に防音対策を施し、境界と接する敷地内には植樹していくといったことも必要になるでしょう。それについては、地域の皆様と事前に対話をして進めてまいります。新たに購入した隣地の造成を機に始まった地域との交流を大切に、地域への貢献、地域社会との共存を光陽産業の使命の一つとして掲げ、しっかりと取り組くんでいく考えです。
◆リサイクル性の高い“鉄の可能性”を社員と共に
企業の社会的責任の中には、このような環境への配慮や地域社会への貢献のほかにも、事業活動そのものを通して社会的価値を創造することや、持続可能な社会の実現に取り組むことも含まれます。
私たち光陽産業が扱う鉄という素材は、約3500年もの歴史を持ち、社会のインフラをしっかりと支える鋼材として今もなお、あらゆる場面で役割を担い続けています。特に、リサイクルできる環境適合性は鉄の大きな特長であり、また、鉄にさまざまな付加価値を与えられるのも大きな強みです。光陽産業はこの“鉄の可能性”を発展させ、広く社会に貢献できる存在として努力を続けていきたいと考えています。
また、そのためには社員が十分に力を発揮できる環境がなくてはなりません。人材の育成だけでなく、職場環境の改善も重要なテーマとしてとらえ、自動化・ロボット化を進めて作業負担を減らすとともに、安全対策にも力を入れています。
地域のため、お客様のため、そして社員のために。光陽産業と関わる多くの皆様とともに歩みを進め、今以上に信頼され必要とされる企業を目指し、豊かで持続可能な社会を実現していくことを、ここにお約束いたします。
最終更新日:2025-02-13
地域社会と共にこれからも
責任ある行動で持続可能な成長をめざします
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コミュニティーへの参加、自然環境の保護、労働環境の整備をテーマに、
地域社会と共に歩む光陽産業の取り組みを紹介します。
◆コミュニティーへの参画
地域活動への参加を通じて人的交流を深めるなど、住民の皆様との接点を積極的に設けている光陽産業。地域社会の一員であることを自覚し、事業活動を進める上でも対話を大切にしています。
◆自然環境の保護
工場で使用する燃料を環境にやさしいクリーンエネルギーの天然ガスに転換。環境負荷物質の低減、地球温暖化防止などに取り組み、自然環境の保護や持続可能な社会の実現をめざします。
◆労働環境の整備
社員のための労働環境の整備も企業として果たすべき社会的責任の一つです。可能な限り自動化・ロボット化を進めて社員の負担を軽減。安全で快適な職場環境づくりに向けて努力を続けます。
最終更新日:2025-02-13
ISO9001やJISの取得をはじめ、大手メーカーの認定を受けるなど高い評価を獲得しています。
光陽産業の高い品質管理体制は、さまざまな品質認証の取得でも証明されています。
品質保証の国際規格であるISO9001をはじめ、圧延工場では伸鉄業界初となる
JIS G 3101(一般構造用圧延鋼材 SS400)を取得しています。
◆認定取得会社
株式会社小松製作所、小松ユーティリティー株式会社、リョーノーファクトリー株式会社、いすゞ自動車株式会社、コベルコ建機株式会社、クボタ株式会社、三菱重工業相模原製作所、住友建機株式会社 ほか
◆主要検査設備
ロックウェル硬さ計:5台
ビッカース硬さ計:1台
マイクロビッカース硬さ計:2台
ショアー硬さ計:4台
ブリネル硬さ計:3第
キングブリネル硬さ計:1台
金属顕微鏡:2台
磁気探傷機:1台
万能試験機:1台
成分分析装置:1台
最終更新日:2025-02-13
昭和30年 1月 広島県福山市鞆町136-19に会社設立。 |
昭和40年 3月 広島県福山市田尻町沖新涯2380-7に移転。 |
丸棒工場建設。 |
昭和45年11月 岡山県笠岡市新賀777に進出。異型棒鋼工場建設 |
昭和48年10月 同地に平鋼工場建設。 |
昭和56年 9月 同隣地に熱錬部用地取得,建設 |
昭和57年 1月 熱処理部門として熱錬部設立 |
昭和62年 2月 三菱自動車工業(株)様の熱処理認定工場となる。 |
昭和63年 1月 (株)小松製作所様の熱処理認定工場となる。 |
平成 2年 5月 熱錬部第3工場及び事務所建設 |
平成 4年 2月 熱錬部に第2真空炉設置、稼動。 |
平成 6年 2月 圧延部に圧延新ライン設備火入、稼動。 |
平成 7年12月 圧延工場 JIS G 3101取得。(一般構造用圧延鋼材SS400) |
平成11年12月 日立建機(株)様の熱処理認定工場となる。 |
平成13年10月 ISO9001認証取得。 |
平成14年 4月 熱錬部にガス浸炭炉3号機設置。 |
平成16年 6月 コベルコクレーン(株)様の熱処理認定工場となる。 |
平成16年10月 航空機関連共同受注グループ「ウィングウィン岡山」発足、参加。 |
平成19年 6月 熱錬部に大型ピット炉2基設置。 |
平成19年 8月 圧延部に金属材料分析装置を導入。 |
平成19年 9月 第1回私募債発行。 |
平成20年 4月 三菱重工業(株)広島製作所様の熱処理認定工場となる。 |
平成20年12月 熱錬部に大型ピット炉1基増設、稼働。 |
平成21年11月 三菱農機(株)様の熱処理認定工場となる。 |
平成22年 1月 熱錬部にガス窒化炉及びガス軟窒化炉を新設。 |
平成25年 9月 熱錬部に真空炉1基増設。 |
平成25年 9月 いすゞ自動車(株)の熱処理認定工場となる。 |
平成27年 4月 コベルコ建機(株)の熱処理認定工場となる。 |
平成30年 7月 住友建機(株)の熱処理認定工場となる。 |
令和元年 9月 熱錬部7工場(アルミ熱処理ライン)竣工 |
令和 2年 3月 東側隣地造成工事完了(10,000m²) |
最終更新日:2025-02-13
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