マテックス株式会社は2020年、東京オリンピック開催の年、創業100年を迎えました。一世紀にわたり弊社をご愛顧下さいました内外全てのお客様、苦楽を共にしてくれた社員達に深謝申し上げます。2021年にはグループ第二世紀がスタートしました。今日グローバル化は怒涛の勢いで進展し、従来のナショナルな秩序が崩れてゆく一方、それに対する反発と併せて世界は益々不安定さを増し、新しい秩序はまだ見えて来ません。そんな中で科学技術だけが指数関数的に進化しています。個人生活を含む全ての分野にAI技術が応用されるようになり、社会や家庭でもロボットがごく当たり前に使われることでしょう。
弊社は世界の潮目が大きく変りゆく時こそ立ちすくむことなく、時代の荒波を見据え果敢にリスクテイクしてゆく所存です。1921年の創業当初から海外輸出に目を向け、特にここ20数年は海外生産拡大に注力してまいりました。グループ・コーポレート・ビジョン「世界の成長市場にダイレクトに対応できるフレキシブルメーカー&トレーディングカンパニー」を定め、近年では欧米中の有力企業と新たにビジネス展開しております。また遊星歯車減速機や電動アクチュエータで培った経験を活かして小型高速比高精度減速機開発に挑み、深化するロボットワールドを独自のメカ技術で支える会社を目指しております。
意識と視野を世界の先進技術と成長市場に向け、内外で新技術・自社製品の企画、開発、生産に取り組み、取扱い商品を含むグローバル取引を拡大させ、スピード感を持ってイノベーションを推進してまいります。開発、営業、財務のセンターとしての日本本社と、中国無錫及びフィリピンの拠点をサブセンターとして一体運用、相互に補完できる体制を構築し、B to B/Cのお客様に、より安心安全な製品とサービスを提供してまいります。次の100年もマテックス・グループをよろしくご指導ご鞭撻下さいますようお願い申し上げます。
マテックス株式会社
代表取締役社長 的場年昭
最終更新日:2024-05-13
企業精神
「無限一歩前進」
無限の未来に向かって、一歩一歩確実に、前進し続けることが当社のスピリットである。
そこには定められたゴールはない。
永遠の高みを目指す永久運動自体が、人生・事業の成功そのものである。
三大創造理念
このスピリットの下、独立自尊のメーカーとして
「マテックスは今の世の中にない物を創る」
「マテックスはわが国文明の向上に寄与する物を造る」
「マテックスは自らの心楽しませ人々の夢かなえる物を作る」
のフィロソフィーを宣言する。
最終更新日:2024-05-13
品質理念
常にお客様の視点で、製品とサービスの品質を最優先に考え、会社とともに、世界中のグループ社員一人一人が、仕事に取り組む心と技の質を高め、お客様に喜ばれ、信頼される存在になろう。
品質方針
常に先手先手の顧客満足を実現する。自己中心のQCD設定はプロフェッショナルにあらず、お客様の要望を先取りしてこそビジネスが成立する。
全てのプロセス、業務において、現場・現物・現実の三現主義に基づき行動する。
あらゆる場面でスピーディーにPDCAのサイクルを回し、QMSの有効性を組織的に改善する。
失敗の原因を徹底分析し、失敗から学ぶルール・システムの構築により、問題の再発を防止する。
お客様のクレームとご意見は、新たな製品・サービスを生み出す源泉となる。心して聞く、前向きに考える。
法規制要求事項を遵守し、負の情報・悪い情報こそよどみなく報告し、全社で情報を共有する。
当たり前の事を疎かにしない会社風土を醸成し、次の世代を育てる。
最終更新日:2024-05-13
根底方針
マテックス株式会社は自社の経営理念「社会の発展に貢献すべき事業体として当たり前のことを疎かにしない社風を堅持し、世代を継承してゆく」、「日々の作業安全・環境保護・品質管理の徹底こそ最優先する」 に基づき、安全衛生と環境対策が最重視される企業文化の育成を目指します。
そのために経営陣をはじめ全従業員が安全衛生活動と環境保護活動が最重要任務であることを自覚し、日常の全業務プロセスに亘る可能な限りの危険要因・有害性の排除、心身の健康維持・衛生改善並びに十分に実効の上がる環境対策に取り組みます.
この方針は国内外を問わず自社全ての事業所を対象に課するものとし、継続的に改善してゆきます。
活動指針
経営陣をはじめ全従業員は上記「方針」を履行するため以下に定める活動指針に従い、安全・健康・衛生的な事業運営と永続的且つ健全な発展並びに環境マネジメントに取り組みます。
協力会社に対してもこの「方針」を表明して協力を要請します。
1.安全衛生及び環境保護に関する諸法令を順守して全ての人々の安全衛生の確保と環境保護活動を履行します。
2.事業活動が地域社会及び環境・生態系に及ぼす影響に配慮し、安全性の確保並びに環境や生態系の汚染・侵害・破壊等の無きよう最大限の努力をはらいます。
特に製品・排水・排気中に含まれる有害物質、汚染物質の管理に関しては十全の安全対策を講じます。
3.広報・受注活動から調達・設計・製造・輸送・メンテナンスをはじめ全業務プロセスに亘る人的・物的リスクの低減に取り組み、労働災害及び環境侵害事故の防止に尽力します。
4.より安全性の高い、より環境・生態系に対する影響の少ない材料・部材、製造・加工設備、作業方法を常時選択すると共に衛生的な職場環境の保持・改善を行ないます。
これらの実現・履行に際しては過不足の無い経営資源投入計画を熟考し、定期的な見直しと継続的な改善を行います。
5.安全衛生・環境マネジメントに関する目的・目標を設定、履行、評価して継続的改善を行ないます。
6.全従業員に対する定期的且つ継続的な安全衛生及び環境保護教育・指導を徹底し、従業員が自主的に作業安全・環境保護・品質管理最優先の業務体勢をとって各人の業務プロセスを遂行し得るよう、安全意識・環境保護意識の向上に努めます。
7.経営陣をはじめ全従業員の心身の健康維持のための環境整備と機会の提供に努めます。
8.人身事故・物的事故・環境事故・自然災害等に際する緊急連絡、初期対策、応急・初動措置のための所要体制を整備すると共に定期的且つ継続的に模擬訓練を行い、適切・効果的な実動体制を確立します。
最終更新日:2024-05-13
大正10年(1921年) 初代的場仁二郎が的場商会を創業(大阪市)。 |
セルロイド製自転車用フレームポンプの開発、製造、販売を始める。 |
大正15年(1926年) 自転車用フレームポンプの輸出一本化を行い、世界各国に輸出拡販する。 |
昭和12年(1937年) 鋼球(スチールボール)の販売開始。 |
昭和23年(1948年) MATEX/マテックスを商標登録。 |
昭和30年(1955年) プラスチック射出成形部門を開設。 |
ナイロン樹脂による工業用精密部品や民生用品の製造、販売を開始。 |
以後、あらゆる熱可塑性樹脂の成形に着手し、現在に至る。 |
昭和47年(1972年) 遊星歯車減速機の研究開発、各種工業所有権を取得。 |
昭和48年(1973年) マテックス株式会社に社名変更。八尾工場を新設。 |
昭和51年(1976年) 遊星歯車減速機の販売開始。 |
昭和58年(1983年) 東京営業所設置(現東京支店)。 |
平成 2年(1990年) 八尾工場に鉄筋2階建て倉庫・金型耐火式保管庫(保管能力1000面)を増設。 |
平成 8年(1996年) 射出成形品量産拠点としてフィリピン工場を新設。 |
平成 9年(1997年) 本社機能を八尾工場(現大阪第1工場)に移転。 |
平成13年(2001年) ISO9001認証取得。 |
平成14年(2002年) 的場年昭が5代社長に就任。 |
平成16年(2004年) 射出成形品量産拠点として中国無錫工場を新設。 |
フィリピン第3工場完成。 |
精密金型・成形技術開発部門を稼動。 |
平成22年(2010年) ISO14001認証取得。 |
平成28年(2016年) 中国無錫工場IATF16949:2016を取得。 |
平成30年(2018年) 2015年版のISO9001及びISO14001認証取得。 |
令和元年(2019年) 住友重機械工業との共同開発によるロボット向け精密減速機を発表。 |
令和2年(2020年) 創業100年を迎える。 |
隣接地に大阪第2工場を増設。 |
最終更新日:2024-05-10
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて