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SUS303は比較的加工しやすい素材ですが、寸法精度や面粗度といった品質を安定して確保するためには、高度な技術と設備が必要です。今回ご紹介する部品も、Φ12のステンレス丸材から複雑な段付き形状とねじ切りを施した精密加工品で、芯ブレや同軸度といった厳しい要求に対応するために、加工条件の最適化と工具選定を繰り返しました。
◇SUS303 Φ12 精密シャフトとは?
この製品は、SUS303のΦ12丸棒から削り出された精密シャフトです。3段の段差や先端部のねじなど、高精度が求められる機構部品として設計されており、同軸性や面粗度も重視されています。
◇製品詳細
素材:SUS303(快削ステンレス鋼)
外径:最大Φ12
全長:約35mm(参考値)
形状:3段階の段差形状+テーパー+M4ねじ相当の外径ねじ
面粗度:Ra0.4以下(仕上げ面)
同軸度:±3μm(実績値)
対応ロット:試作1個から量産400万個/月まで対応可能
◇特長
NC複合旋盤によるワンチャッキング加工により、同軸性や真円度を高精度で維持できます。
SUS303の特性を活かした切削条件により、美しい仕上がりと寸法の安定性を両立しています。
多軸の自動旋盤を活用することで、加工時間の短縮とコスト削減にも貢献しています。
多品種小ロットから量産まで柔軟に対応できる体制を整えています。
◇使用例
医療機器の可動シャフトや締結部品
空調機器の回転部品
自動車のエンジン関連部品
ロボットやセンサー機器の構成部品
◇加工方法
使用している主な設備は、ツガミ製のNC複合自動旋盤「B0206-III」や「S206」です。バー材を自動供給し、荒加工から仕上げ、ねじ切りまでを一貫して行います。すべての工程を1台の機械で完結することで、加工精度の安定と工程短縮を実現しています。また、センサーによる刃具摩耗の自動検知を行い、長時間の連続加工でも品質を保っています。
◇取組み
加工前の段階でCAMによるシミュレーションを実施し、工具の干渉や加工条件を最適化しています。さらに、真円度測定機(ロンコム30A)や表面粗さ測定機(サーフコム1900DX)などを活用し、ミクロン単位の品質確認を行っています。ISO9001やエコアクション21などの認証も取得しており、品質と環境の両面から安定した生産体制を構築しています。
◇まとめ
Φ12のSUS303製シャフトは、外観の美しさと寸法精度の両立が求められる製品です。高精度なNC複合旋盤と確かな加工技術により、高品質な部品を安定して供給することが可能です。多様なニーズにも柔軟に対応できる生産体制で、安心してお任せいただける製品づくりを行っております。
※掲載画像はイメージです。
◆企業情報
三鎮工業株式会社
本社工場
〒205-0023 東京都羽村市神明台4-10-10
TEL:042-513-0718 FAX:042-513-0719
第2工場
〒205-0002 東京都羽村市栄町3-3-5
TEL:042-578-8920 FAX:042-578-8921
ホームページ: https://sanshin-i.com/
GoogleMap: https://maps.app.goo.gl/qYb4CycoYEeayFNG7
| 会社名 |
三鎮工業 株式会社 (さんしんこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 73813 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 羽村市 |
| 電話番号 | 042-513-0718 | FAX番号 | 042-513-0719 |
| 資本金 | 2,035 万円 | 年間売上高 | 170,000 万円 |
| 社員数 | 45人 | 担当者 | 山田浩司 |
| 産業分類 | 家電 / 電子部品 / 医療機器 | ||
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