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黄銅製ギア部品の加工では、外径サイズがΦ60を超えると加工精度の維持とバリ処理の難易度が一気に高まる。特に真鍮NB5Nは被削性に優れる半面、熱による寸法変動やエッジの変形を防ぐためのノウハウが問われる。今回紹介するΦ62のギアは、そのバランスの取り方に工夫を凝らした代表的な加工例。ミクロンオーダーの公差と美しい外観仕上げが同居する、難度の高い切削技術が活きている。
◇黄銅Φ62ギアとは?
本製品は真鍮NB5N材をベースにした外径Φ62mmのリング形状のギア部品。ギア歯形を持ち、回転機構やトルク伝達の精度が要求される用途で使用される。導電性と防錆性に優れる黄銅素材により、精度だけでなく信頼性の面でも評価されている。
◇製品詳細
材質:黄銅 NB5N(JIS規格 C3604相当)
外径:Φ62.0mm
内径:Φ48.0mm(±0.004mm)
板厚:5.0mm
歯数:48歯(モジュール0.8)
形状:リング状外歯ギア
表面仕上:Ra 0.8以下
対応ロット:試作1個~月産400万個
対応設備:ツガミ B0126-III、B0206-III、SS327など
◇特長
高精度内径公差(±4μm)
面粗度Ra 0.8以下の外周仕上げ
真円度0.003mm以内に対応可能
一貫加工でリードタイム短縮
ギア歯形の再現性と安定性
切削くず対策や工具摩耗管理の徹底
◇使用例
産業機械の精密回転機構部品
医療機器内の駆動ギア
空調機器のシャッター駆動部
電子機器の信号伝達モジュール
ロボットアクチュエータのギアユニット
◇加工方法
まずNC複合自動旋盤(ツガミB0126-IIIなど)へ丸棒材を自動供給。荒加工により外径と板厚を整えた後、ギア歯形は専用エンドミルを用いて加工。センター穴や内径も同一工程内で仕上げる。加工後は真円度測定器(東京精密ロンコム30A)と表面粗さ測定器で全数または抜き取り検査を行い、品質を保証。バレル処理などでエッジ部も丁寧に仕上げる。
◇取組み
材料ロットごとの切削条件最適化や工具管理の徹底が精度維持の要。加工履歴のトレーサビリティ記録を徹底することで、品質保証と工程改善を両立。サイクルタイム短縮と品質維持を両立するため、刃具の摩耗進行に応じた自動補正制御を活用している。これにより安定した量産体制を実現。
◇まとめ
真鍮NB5Nを使ったΦ62ギアのような高精度・複雑形状部品にも、NC複合自動旋盤を用いた高効率加工で対応。素材の特性を活かし、見た目にも美しい機能部品を提供することで、多くの業界ニーズに応えている。
※掲載画像はイメージです。
◆企業情報
三鎮工業株式会社
本社工場
〒205-0023 東京都羽村市神明台4-10-10
TEL:042-513-0718 FAX:042-513-0719
第2工場
〒205-0002 東京都羽村市栄町3-3-5
TEL:042-578-8920 FAX:042-578-8921
ホームページ: https://sanshin-i.com/
GoogleMap: https://maps.app.goo.gl/qYb4CycoYEeayFNG7
| 会社名 |
三鎮工業 株式会社 (さんしんこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 73813 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 羽村市 |
| 電話番号 | 042-513-0718 | FAX番号 | 042-513-0719 |
| 資本金 | 2,035 万円 | 年間売上高 | 170,000 万円 |
| 社員数 | 45人 | 担当者 | 山田浩司 |
| 産業分類 | 家電 / 電子部品 / 医療機器 | ||
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