自動車(試作)
自動車電装品
農業・漁業機械
【小ロット試作における工法の選択 石膏鋳造 VS 砂型鋳造】
小ロット試作における工法の選択
石膏鋳造と砂型鋳造の比較
石膏鋳造と砂型鋳造は共に金型レスの工法で、小ロット試作で広く使われている工法となります。
コストに関して:
初期費用として砂型鋳造では木型が必要になります。
石膏鋳造も木型もしくは現型のマスターが必要で、マスターを反転したシリコンゴム型も
必要になります。
初期費用は部品形状によって石膏鋳造と砂型鋳造で優劣が変わります。
粗材単価は一般的に石膏鋳造の方が割高傾向になります。
コストメリットの優劣は形状次第ということになりますが、数量の観点で見ると数が多いと砂型鋳造の方がコストメリットがある傾向です。
形状忠実度(寸法精度、鋳肌、薄肉等)に関して:
一般的に石膏鋳造の方が砂型鋳造よりも粗材寸法精度が良くなります。
薄肉形状にも石膏鋳造の方が砂型鋳造よりも対応し易い工法となります。
形状にもよりますが、アルミなら基本肉厚1.5~2.0でもOK。
部分的には1mmでも再現可能です。
抜き勾配は一般的に石膏鋳造は0°~1°程度、砂型鋳造1.5°~程度になります。
鋳肌については石膏鋳造はダイカスト同等に滑らかな仕上がり、砂型鋳造は石膏鋳造よりは粗くなります。
形状の忠実度については石膏鋳造の方が高い傾向にあります。
リードタイムに関して:
石膏鋳造は鋳型の水分を完全に飛ばしてから鋳造となる為、鋳型の乾燥時間が発生します。
砂型鋳造にはそれが無いので、木型が出来てからのスピードは砂型鋳造が早くなります。
部品形状によりマスター製作に掛かる時間次第では頭出しまでの早さは石膏鋳造・砂型鋳造のどちらの場合も有り得ます。
ある程度の数量で完納までの早さになると砂型鋳造の方が早くなる傾向があります。
それぞれの工法でメリット・デメリットがあるので、何を重視するかによって工法を使い分ける必要があります。
当社では石膏鋳造による試作品製作を行っておりますが、外注による砂型鋳造も対応可能です。
アルミ・マグネシウムの鋳物試作の際は御検討下さい。
【特徴】
ダイカスト同等品質の鋳造可(CT7級保証 ※CT5・CT6級実績あり)
短納期対応力 最短2.5week! ※素材のみ、条件による
最大800mm×800mm
薄肉鋳造技術、最薄0.8mm~
金型製作からの工法転換でコストダウン&リードタイム短縮のご提案
鋳造後の追加工対応。完成品でお届けします!
【対応素材】
アルミニウム:ADC12、AC2B、AC2A、AC4B、AC4CH、AC8A、AC9B、A354、A357など
マグネシウム:ZE41、EV31、AM60など
石膏鋳造・消失鋳造・6ナイロン注形による試作専門工場
株式会社ニューテック
石膏鋳造、消失鋳造、6ナイロン注形
高品質かつ短納期試作工法のご提案で、
製品開発におけるコストダウンとリードタイム短縮に貢献します。
〒381-0101
長野県長野市若穂綿内1136-18
TEL:026-282-7231
FAX:026-282-7234
2020年6月ホームページリニューアル!
「詳細はこちら」をクリックして、是非弊社のHPもご覧ください
会社名 |
株式会社 ニューテック (にゅーてっく) |
エミダス会員番号 | 73417 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 長野県 長野市 |
電話番号 | 026-282-7231 | FAX番号 | 026-282-7234 |
資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 40人 | 担当者 | 桑野 誉之 |
産業分類 | 産業用機械 / 通信機器 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
|
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて