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【製造業の環境経営】エコアクション21を通じた高石工業の取り組み
高石工業は、環境省が策定した環境マネジメントシステム「エコアクション21」の認証を取得し、製造業として環境負荷の低減と経営改善の両立に取り組んでいます。
省エネルギー、省資源、廃棄物の削減といった日常的な活動に加え、現在では、環境への配慮を経営戦略や製品開発にも取り入れています。
【エコアクション21とは】
エコアクション21とは、事業者が環境への取り組みを効果的かつ継続的に進めるために、環境省が策定したガイドラインです。
ISO14001と同じく、組織が環境方針や目標を定め、実行、評価、改善を繰り返す「環境マネジメントシステム」の一つに位置づけられています。
エコアクション21では、二酸化炭素排出量、廃棄物排出量、水使用量などを把握し、具体的な削減目標を設定します。取り組みの成果を定期的に確認しながら改善を続けることで、環境負荷の低減と経営の効率化を目指します。
特に製造業においては、電力や水、原材料を多く使用するため、環境活動を日々の生産活動に組み込むことが重要です。
【太陽光発電を活用した省エネルギーへの取り組み】
高石工業では、以前から省エネルギーや省資源に取り組んできました。
現在は各拠点に太陽光パネルを設置し、太陽光発電を行っています。事業活動に必要な電力の一部を再生可能エネルギーでまかなうことで、二酸化炭素排出量の削減につなげています。
また、電力使用量が一定の基準を超えないように管理するデマンドコントロールを導入し、電力の使用状況を確認しながら、効率的なエネルギー利用を進めています。
そのほかにも、昼休みの消灯や使用していない設備の電源管理など、社員一人ひとりが日常業務の中で実践できる省エネ活動を継続しています。
大規模な設備投資だけでなく、小さな改善を積み重ねることも、製造業の環境経営には欠かせません。
【節水と省資源を日常業務に取り入れる】
水資源を大切に使用することも、当社の環境活動の一つです。
水道の蛇口に節水コマを取り付けることで、必要以上の水が流れないようにしています。一つひとつは小さな取り組みですが、全社で継続することによって、水使用量と水道費用の削減につながります。
環境への取り組みを一時的な活動で終わらせないためには、無理なく続けられる仕組みにすることが重要です。
特別な活動としてではなく、日々の仕事の中に省エネルギーや省資源の視点を組み込むことが、継続的な環境改善につながると考えています。
【廃棄物削減とペーパーレス化の推進】
製造業では、生産活動に伴って梱包材や廃材など、さまざまな廃棄物が発生します。
高石工業では、段ボールなどの廃品回収を活用し、可能な限り資源として再利用できるよう分別を進めています。
また、社内書類のデータ化やペーパーレス化にも取り組み、紙の使用量を減らしています。書類をデータで保管・共有することで、紙代や印刷費用を削減できるだけでなく、必要な情報を探しやすくなり、業務効率の向上にもつながります。
廃棄物削減やペーパーレス化は、環境負荷を減らすだけではありません。
電気代、水道代、廃棄費用、紙代などの経費削減に加え、業務の見直しや生産性向上にもつながります。環境への配慮と経営改善は、決して別々のものではなく、相互に関係するものです。
【「紙・ごみ・電気」から「環境経営」へ】
高石工業は、2020年2月にエコアクション21の認証取得から10年を迎えました。
認証を取得した当初は、いわゆる「紙・ごみ・電気」の削減が活動の中心でした。しかし、継続して取り組む中で、環境への配慮を日常的な節約活動だけでなく、会社全体の経営に取り入れるようになりました。
現在は、エネルギー使用量や廃棄物を減らすことに加え、環境や社会に貢献できる製品を開発し、提供することも環境経営の重要な役割だと考えています。
環境負荷を減らしながら、生産性、品質、コスト、働きやすさを改善していくことが、製造業に求められる環境経営ではないでしょうか。
【水素ステーション用Oリングでクリーンエネルギーを支える】
高石工業では、高圧水素環境に対応する水素ステーション用Oリングを開発・製造しています。
水素は、利用時に二酸化炭素を排出しないエネルギーとして注目されています。一方で、水素は分子が非常に小さく、設備から漏れやすい性質があります。
そのため、水素ステーションのバルブや配管などに使用されるOリングには、高い気密性や耐久性が求められます。
Oリングは手のひらに収まる小さなゴム部品ですが、水素を安全に供給する設備にとって重要な役割を担っています。
水素社会を支えるインフラに高品質なシール部品を提供することも、高石工業が製品を通じて行う環境貢献の一つです。
## 水まわりの安全・衛生を支えるゴムパッキン
当社が製造するゴム製品は、水素関連分野だけでなく、水栓やトイレなどの水まわり製品にも使用されています。
水栓やトイレに組み込まれるパッキンは、水漏れを防ぎ、製品の安全性、衛生性、快適性を保つために欠かせない部品です。
ゴムパッキンそのものが普段、人の目に触れることはほとんどありません。しかし、目立たない小さな部品が、住宅や公共施設などの水まわりを支えています。
高石工業は、環境負荷を減らす社内活動と、環境や衛生に貢献する製品づくりの両面から、持続可能な社会づくりに貢献していきたいと考えています。
【エコアクション21とSDGs】
エコアクション21を通じた環境経営は、SDGs(持続可能な開発目標)の考え方とも深く関係しています。
特に当社の活動は、次のようなSDGsの目標につながります。
目標6「安全な水とトイレを世界中に」
目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
目標12「つくる責任 つかう責任」
目標13「気候変動に具体的な対策を」
太陽光発電や省エネルギー、節水、廃棄物削減を進めること。そして、社会や環境に必要とされるゴム製品を安定して供給し続けること。
これらは、ものづくり企業が果たすべき責任の一つだと考えています。
【「三方よし」から「五方よし」へ】
高石工業は、近江商人の経営理念として知られる「三方よし」の考え方を大切にしています。
「客よし」「世間よし」「自分よし」という三方よしに、「環境よし」と「未来よし」を加えたものが、当社の目指す「五方よし」です。
・お客様に喜ばれる製品をつくること。
・社会に役立つ企業であること。
・社員や会社が継続的に成長すること。
・環境への負荷をできる限り減らすこと。
・そして、未来の世代によりよい社会を引き継ぐこと。
高石工業はこれからも、エコアクション21の活動を通じて、小さな改善を着実に積み重ねていきます。
環境負荷の低減と経営改善を両立させながら、社会に必要とされるゴム製品をつくり続けること。それが、製造業としての高石工業の環境経営です。
【エコアクション21について】
https://takaishi-ind.co.jp/company/#eco
【小さなことにしつこく真剣】
高石工業株式会社ホームページ
https://takaishi-ind.co.jp/
【ゴム 製品 試作 開発 品質 環境 マネジメントシステム ISO9001 エコアクション21 三方よし 五方よし SDGs】
| 会社名 |
高石工業株式会社 (たかいしこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 73335 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 茨木市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 年間売上高 | ||
| 社員数 | 85人 | 担当者 | 高石 秀之 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 厨房 / 建築土木資材 | ||
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