【不具合防止】微欠陥について


高石工業の強みは「丹念な作りこみができること」です。そのために私たちは、原材料の仕入れから配合、出荷に至るまで、製品づくりのすべてを自社工場で行っています。

私たちは製造の各工程における品質管理を徹底して自社で行うことにより、品質の高い製品を安定供給しています。


不具合に対する気づきとして、毎日の作業の中での「微欠陥」を大切にしています。
「微欠陥」とは異常でも故障でもないけれど、「あれ？おかしいな」という兆しのことです。


例えば、

　　「機械の音がいつもと違う。」
　　「オイルが漏れている。」
　　「ねじが緩んでいる。」
　　「ちょっとしたことで間違えた」
　　「誰かが気づいて注意してくれた」

などの「なにかいつもと違う」ことを記録してもらっています。


ハインリヒの法則（1：29：300）のように、大きな故障や事故の陰には300件以上の「あれ？なんか違う」ということが潜んでいると言われます。
それらを気づいて大きくなる前に修正・防止してもらうのが目的です。「300」にあたる小さな「微欠陥」は大きな不具合を防ぐのに有効なことだと考えています。


「微欠陥」発見は見過ごしてしまいがちな製品や材料の異常の兆しに気づき、機械の故障を未然に防ぎ、お客様への不具合の流出を防ぐという本来的な意味で大切なことです。

それと共に、個人個人の気づきを高め、成長を速めてもらうために良いツールです。



【品質管理　微欠陥　気づき　不具合　予防　未然防止】